南相馬市のキーワードは「馬」?駆け抜けるようなその魅力

2017.11.07

福島県南相馬市は太平洋に面する自治体です。そんな南相馬市を語るキーワードは「馬」!日本人とは長いお付き合いである「馬」という動物をキーワードに、南相馬市をご紹介します。

東日本大震災からの復興とキーワード「馬」

震災後 5年後の南相馬市

福島県南相馬市は、福島県の中でも太平洋寄りにあります。東北の中心都市である宮城県仙台市からちょうど75キロ離れたところにある自治体ですが、日本地図上の位置的には東北側の宮城県より、関東側のお隣である茨城県の方が近いように見えます。そんな立地の関係か、気候は東北でありながら降雪量が少なめです。南相馬市は東北と関東が入り交じっている市なのです。
  

南相馬市という自治体の名前からは、東日本大震災を連想する方も少なくありません。南相馬市は2011年の東日本大震災の折に大きな打撃を受け、2017年に至る現在も復興が続いています。
  

震災直後、市長である桜井勝延氏が動画サイトYouTubeを使って震災被害を世界に訴えたことでも南相馬市は有名になりました。氏が情報発信をしたことにより、東北での震災はより世界中の人に周知されたということで、桜井勝延氏はその年に世界的なニュース雑誌「タイム」が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれました。日本の中でも、未だに震災被害は記憶に鮮明なものでしょう。
  

しかし、南相馬市は少しずつですが、かつての産業や伝統文化を取り戻しています。今回は南相馬市といえばコレ!というキーワードによって、南相馬市という自治体がどんなところかをご紹介します。
  

キーワードはズバリ「馬」です。

伝統行事・相馬野馬追とふるさと納税の関係

相馬野馬追

日本人と馬は切っても切れない関係にあります。馬は農耕に欠かせない動物でしたし、車が発達する前は乗り物としても大切な存在でした。現在、刀剣ブームと言われ、あらためて日本の伝統工芸品や歴史が注目されています。日本の刀の形状にも、馬が大きな影響を与えていたと言われています。
  

もともと古代の日本の刀は直刀でしたが、馬に乗ることを想定して太刀(たち)という刃がやや湾曲した形に変わっていったそうです。古くから日本人と馬がどのように深い関係があったかを知ることのできる逸話ではないでしょうか。
  

馬と南相馬市の関係も、切っても切れないものです。
  

南相馬市では、全国的に有名な祭り「相馬野馬追(そうまのまおい)」が行われています。このお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されており、福島県のみならず日本国内ではよく知られたお祭りです。
  

祭りの起源は南相馬市を治めていた相馬氏(そうまし)の先祖・平将門(たいらのまさかど)にあると言われます。平将門が野馬を敵に見立てて戦の演習をしていたのだそうです。それが現代にお祭り、そして神事として残ったものがこの相馬野馬追なのです。

相馬野馬追 騎馬武者

相馬野馬追は毎年7月に行われています。お祭りは、かつて将門公が行っただろう演習そのままのような光景です。
  

出陣式の後に鎧武者たちが催事場へと古式馬具で馬を走らせる「宵乗り競馬(よいのりけいば)」や、美しく飾った馬で勇壮に隊列を組んで馬を歩かせる「お行列」があります。馬に乗った鎧武者が旗を持って疾走する「甲冑競馬(かっちゅうけいば)」、騎馬武者たちが神旗の奪い合いを繰り広げる「神旗争奪戦(しんきそうだつせん)」は迫力満点です。
  

最後は神社に奉納する御神馬を素手で捕らえるというダイナミックな「野馬懸(のまがけ)」が行われます。お祭りの日程は三日間あるのですが、はじまりから終わりまでまさに「馬」です。このように、騎馬武者たちが戦場を駆け抜けた時代から現代に至るまで、南相馬市と「馬」は切っても切れない関係があるのです。
  

馬と関係の深い南相馬市は、ふるさと納税においても「馬」に関係のある返礼品を並べています。
  

寄付のお礼として送ってもらえる品の中には「馬の形をした根付け」などの馬グッズがあります。また、2017年10月現在では一定金額以上寄付した方に「相馬野馬追の入場観覧券無料引換券」が贈られます。南相馬市への旅行計画に是非とも相馬野馬追の観覧を入れてみてください。南相馬市でしか見られない馬のお祭りは、子供から大人まで大興奮間違いなしです。

チーム応援手作り根つけ馬くゆく勝ち馬 (寄付金額 10,000円)へのリンク

チーム応援手作り根つけ馬くゆく勝ち馬 (寄付金額 10,000円)

内容:根付20コ・相馬野馬追入場観覧券無料引換券2枚

 

「やっぱり返礼品も馬ばかりなのかな・・・?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。南相馬市には馬モチーフの小物やお祭りの優待券以外にも面白いふるさと納税の返礼品があるのです。それは……ブランド品!南相馬市へのふるさと納税でブランド品を返礼品として受け取ることができるのです。南相馬市の復興を願うブランドが返礼品の提供というかたちで協力しているのです。

noma-styleへのリンク

noma-style

noma-styleは、生まれ育ったふるさとを守りたい被災者、それを応援したい地域団体と企業(相馬救援隊と返礼品提供会社)、そしてあなたの想いをつなぐ、ふるさと納税サイトです。(HPより)

 

裁断にこだわった動きやすさが魅力の「メンブラーナ」など、色々なブランドの製品が代わる代わる返礼品として並びます。これらは馬と関係のない返礼品かもしれません。ですが、よくよく考えてみると、相馬野馬追を見に来る時はかっちり決まった服装ではなく、動きやすい服装や靴こそがTPOです。
  

動きやすい服やシューズで南相馬市のお祭りを最大に楽しむ。これは、ふるさと納税利用者にも、南相馬市にも美味い関係ではないでしょうか。馬だけに!

寄付の使い道も「馬」に繋がる

震災後6年後の南相馬市(鹿島区)

南相馬市への寄付は、相馬野馬追などの伝統文化保存や事業にも使われています。もちろん、東日本大震災の復旧にも寄付が使われています。日本人にとって馬は長いお付き合いを続けている動物です。そんな馬が伸び伸びと生きるには美しい自然環境が欠かせません。
  

南相馬市に脈々と息づく伝統を時代に繋げることも必要です。そのためには、子供たちに歴史や文化を伝えて行かなければなりません。寄付に支えられて育った子供たちが、何時の日か勇壮な甲冑に身を包み、相馬野馬追に参加することでしょう。震災から徐々に復興を進める南相馬市の中で、何時までも走り続けてもらいたいものです。
  

寄付の使い道も、キーワードである「馬」と繋がっているのです。

今回は、「馬」という動物をキーワードに南相馬市をご紹介しました。
  

馬は日本の歴史の中で重要な存在です。日本の国の歴史というだけでなく、地域や伝統文化においても馬は大切な役割を担い、私たち人間の生活に寄り添っていました。特に南相馬市には、馬が戦場を駆けていた古典の世界がそのままお祭りとして残っています。馬とともに育んだ伝統文化が生きているのです。自治体外から観光に訪れた方は、その勇壮な走りの中に歴史を見ることでしょう。

南相馬市のふるさと納税の中にも、馬が各所に顔を出します。それだけ、南相馬市にとって馬は大切であり、深い間柄であるということなのでしょう。歴史と馬が生きる自治体、南相馬市。応援したい自治体ですね。

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