群馬県の県庁所在地である前橋市。市の花がバラというだけあって、大きなバラ園があり、街中でもバラに関するものをたくさん見つけられます。しかし前橋市の魅力はバラだけではありません。今回は絶対に訪れたい前橋市の観光スポット2つ、人気の返礼品、そして寄付金の使い道をご紹介しましょう。
バラタウン前橋市の魅力
敷島公園
前橋市は群馬県の県庁所在地です。四季に富み、各季節に咲き誇る花々は市の魅力の一つとなっています。特にバラは市の花に認定されるほど有名で、市内には敷島公園(しきしまこうえん)の中に見事なバラ園があります。大きさはなんと東京ドームとほぼ同じ大きさです。
バラ園には約600種7,000株ものバラが植えられています。気品のあるバラ園は心を豊かにしてくれるでしょう。また前橋市のマンホールにはバラがデザインされており、バラがデザインされた街灯もいくつかあります。さらに通りの名が「ローズアベニュー」だったり、住宅団地が「ローズタウン」と呼ばれたりもするのです。バラが市民の生活に根付いていることがよく分かります。
前橋市の魅力はバラだけではありません。ここからは数ある魅力の中から厳選した2つの観光スポットを紹介しましょう。
赤城神社(あかぎじんじゃ)
赤城神社
赤城神社の正確な設立年代は明らかになっていません。しかし最も古い記録では806年には存在していたことが確認されている由緒ある神社です。主祭神には赤城大明神、そして群馬県の中央に位置する赤城山と湖を迎えています。赤城神社は全国に約300あります。本宮は判明しておらず、本宮だと言われている神社は3社。その3社が群馬県前橋市の大洞赤城神社、群馬県二之宮町の二宮赤城神社、そして群馬県前橋市の三夜沢赤城神社なのです。
三夜沢赤城神社の俵杉
三夜沢赤城神社の社殿周辺に立つ立派な三本の杉は「俵杉(たわらすぎ)」といいます。名前の由来は、俵藤田(たわらとうた)という人物です。俵藤田という名前は知らなくとも、藤原秀郷(ふじわらのひでさと)なら知っているという方もいるでしょう。彼は平将門(たいらのまさかど)を討伐した平安時代の武将です。藤原秀郷が平将門討伐前に、この三本の杉を植えたと伝えられています。
大洞赤城神社
また天気が良ければ、三夜沢赤城神社境内から富士山が見えます。各神社では一年中素晴らしい眺めを楽しめますが、特に人気なのが冬の大洞赤城神社。雪の白と神社の赤のコントラストが神秘的で美しいと評判です。
群馬県庁展望ホール
群馬県庁展望ホール眺望
群馬県庁は前橋市の人気観光スポット。その高さは、なんと153.8mもあります。32階展望台の高さは127m。そこからの眺めは絶景そのものです。赤城山・榛名山(はるなさん)・妙技山(みょうぎさん)の群馬県が誇る上毛三山(じょうもうさんざん)や利根川を見られます。
夜には群馬大橋のライトアップや灯りをともした町の幻想的な姿を見ることができます。展望台の入場は無料です。県庁内にはレストランもあるので、カップルでロマンチックなディナーを楽しむのもいいですね。
前橋市の人気返礼品は3タイプ
前橋市は以下の3タイプの返礼品を用意しています。
・体験型返礼品
・思いやり型返礼品
・お届け型ご当地返礼品
それぞれの返礼品の具体的な内容と特徴を解説します。
体験型返礼品
霧氷の華咲く赤城山
体験型返礼品とは、実際に前橋市に訪れることで体験できるアクティビティのことです。スポーツ体験には、前橋市をホームタウンとするザスパクサツ群馬の応援チケットや赤城山でのスノーシューハイキング体験などが用意されています。また氷上ワカサギ釣り体験やブルーベリー狩り、ブドウの収穫体験もありますよ。
思いやり型返礼品
障がいを持った方が描いたイラストTシャツ(前橋市ふるさと納税)
思いやり型返礼品は、返礼品を選ぶことによって社会貢献ができるものです。例えば、障がい者の方が描いたイラストをプリントしたTシャツ。このTシャツを選ぶことによって、代価の20%がイラスト作者に支払われます。
Tシャツのほかにも、可愛らしいデザインのコースター、トートバッグ、ランチバック等があります。選ぶことで支援できるというユニークな返礼品です。
お届け型ご当地返礼品
これが一般的な返礼品ですね。前橋市は豊富な食品を取り揃えています。数ある商品の中でも注目は、近藤スワインポークです。近藤スワインポークは前橋市のブランド豚で、赤城山麓で飼育されています。赤城山の天然水と栄養満点の特別な飼料で育ったスワインポークは柔らかく、お肉本来の風味をしっかりと感じられるでしょう。
スワインポークの他にも、魅力的な返礼品はたくさんあります。前橋市に行きたくても行けない方は、返礼品で前橋市を感じるのもいいですね。
寄付金は文化・スポーツ活動のために使われる
前橋市は寄付金を様々な用途で使用しています。全国の注目を集めているのが、タイガーマスク運動支援プロジェクト。タイガーマスク運動の先駆けとなった方が前橋市の会社員だったことから、このプロジェクトが発足されました。当サイトの他の記事で詳しく解説しているので、ぜひ一度目を通してみてください。
今回注目したいのは、こども図書館充実プロジェクトとプロスポーツ支援・連携プロジェクト。こども図書館充実プロジェクトは、読書や絵本の読み聞かせを通して子供たちの豊かな心を育むためのプロジェクトです。
群馬クレイサンダース(バスケットボール)・ザスパクサツ群馬(サッカー)・群馬ダイヤモンドペガサス(野球)が前橋市をホームタウンとして活動しています。それぞれのチームと連携したスポーツ振興や練習場所維持管理費などに寄付金を使うのが、プロスポーツ支援・連携プロジェクトです。
その他にも数多くのプロジェクトがあります。あなたが応援したいプロジェクトに寄付をしてください。
群馬県前橋市内には四季を彩る数々の植物があります。また3つのスポーツチームがあるなど勢いもある町です。体験型返礼品を数多く取りそろえていることからも、一度町に訪れてほしいという気持ちが読み取れます。とても魅力的な町なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
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