長野県小谷村(おたりむら)は、面積の約8割が森林で占められている自然豊かなまち。積雪量が多いことから、絶好のスキースポットとして知られています。ふるさと納税でも、スキーにまつわる返礼品が人気!早速、小谷村の概要とふるさと納税の魅力に迫ってみましょう。
山々に囲まれた「長野県小谷村」って、どんなところ?
小谷村からの白馬
小谷村は、長野県の最西北に位置しています。西は、標高約3,000m級の山々が連なる「白馬連峰(はくばれんぽう)」を境として富山県に、北は新潟県に接している県境のまちです。面積267.91㎢のうち森林が約88%を占め、標高1,600mから2,800m級の山々が連なっています。
まちの中心には一級河川「姫川」が流れていて、姫川と支流沿いには53の集落が点在しています。集落に暮らす住民は、わずか3,000人程度。面積264.14㎢の山梨県南アルプス市の人口が約72,000人であることに比べれば、壮大な自然をいただく小さなまちだと想像できるのではないでしょうか?
山々に囲まれた小谷村は、国の特別豪雪地帯に指定されています。西側にはゆるやかな斜面が続くため、良質なスキー場が運営されており、冬にはたくさんのスキー客でにぎわいをみせます。小谷村を代表するスキー場のひとつが、「白馬コルチナスキー場」です。天然雪100%でできた極上のパウダースノーは、海外ゲストからも大人気!初心者用から標高1,400mの上級者向けまで16のコースが準備されていて、雪質がやわらかくサラッとしています。転んでもダメージが少ないのも、嬉しいポイントです◎
白馬コルチナスキー場(小谷村観光連盟HP)
ゲレンデの目の前にはホテルがあり、スキー板を長距離で持ち運ぶ必要がありません。朝一で極上のパウダースノーを楽しめるのも、人気の理由。ホテル内には、地下1,221mから湧き出る自家源泉の温泉浴場も完備されていて、スキーで疲れた心身を癒すことができますよ!
白馬コルチナスキー場(小谷村観光連盟HP)
スキー場では、さまざまなイベントも開催されています。オープン前の誰も滑っていないゲレンデを滑走できる「ファーストトラック体験」や、限定1グループで夜の山頂にエスコートしてくれる「ゲレンデナイトツアー」などがあります。幻想的なスキー場をひとり占めできるので、一生の想い出になりそうです。
栂池自然園
小谷村を楽しめるのは、冬だけではありません。北アルプスを望む小谷村では、トレッキングやハイキングも人気があります。初心者におすすめしたいスポットが、「栂池(つがいけ)自然園」。標高約1,900mに位置する園は、日本屈指の高層湿原を有しています。園内を一周する約5.5kmの木道が整備されていて、希少な高山植物や動物を観察することができますよ。
栂池自然園
一周するのに所要する平均時間は、3~4時間程度。体力に自信のない方も大丈夫!1時間程度で湿原をめぐるコースも準備されています。
栂池高原 ゴンドラリフト
自然環境を守るため、園に一般車で乗り入れることは禁止されています。標高1,900mの園までは、専用のゴンドラとロープウェイを乗り継いで渡ります。ゴンドラの所用時間は約20分、ロープウェイは約7分。アルプスの壮大な景色を眺めながら、空の旅を楽しんでくださいね!
長野県小谷村で、人気の返礼品は?
コールマン キャンプ入門セット(小谷村ふるさと納税)
アウトドアを楽しめる小谷村では、恵まれた自然を守ったり、アクティビティを推奨したりすることで、未来ある子どもたちに必要な「生きる力」を養えると考えています。この方針に賛同したのが、アウトドア製品などを扱う「コールマン ジャパン」。小谷村の返礼品では、コールマンとコラボしたオリジナルアイテムを提供しています。扱っているテントなどは、災害時も想定してつくられているのだそう。キャンプなどはもちろん、いざというときに役立ちそうです。
モンベル ポイントバウチャー(小谷村ふるさと納税)
登山用品メーカーとして誕生した、日本が誇るアウトドアメーカー「モンベル」も、小谷村と提携しています。小谷村の返礼品では、モンベル社の直営店やオンラインショップで利用できる、ポイントなどを提供しています。オンラインショップでは、寝袋から自転車やバッグ、Tシャツから帽子や手袋、アウトドア食品まで、ありとあらゆるアイテムを取り扱っています。アウトドア上級者はもちろん、これからアウトドアを始めてみたい方も要チェックです!
小谷村宿泊施設(小谷村ふるさと納税)
小谷村の返礼品では、宿泊補助券も提供しています。小さな小谷村なのですが、なんと100件以上もの宿泊施設があります。宿泊補助券は、小谷村観光連盟に加盟している全宿泊施設で利用できます。
小谷野豚焼肉用(小谷村ふるさと納税)
ふるさと納税といえば、やはり気になるのが食べものの返礼品。小谷村で人気があるのが、里山の斜面で放牧して育てられた「小谷野豚」。積雪量の多い小谷村では、放牧できる期間が限られているため、毎年8から10月頃しか提供していない貴重な豚肉です。最高級の豚肉は「雅(みやび)小谷野豚」と名付けられていて、運がよければ小谷村の返礼品でゲットできます。自然のなかでのびのびと育てられていますので、赤みが引き締まっていて、脂味もさっぱりしているのが特徴です。
雪どけサイダー(小谷村ふるさと納税)
栂池自然園の雪解け水で仕込んだのが、「つがいけ雪どけサイダー」。すっきりとした甘さと、炭酸が強めな爽快な味わいが特徴です。目をつぶってゴクリと飲んだら、栂池を訪れたような清々しい気分に浸れそう!
長野県小谷町に送った寄付金の使い道は?
白馬コルチナスキー場
小谷村にふるさと納税すると、次の6つから使い道を選ぶことができます。
1.豊かな村づくりに関する事業
2.豊かな暮らしづくりに関する事業
3.全ての住民が安心して暮らせる仕組みづくりに関する事業
4.子どもたちの自然体験活動に関する事業
5.登山道、遊歩道及びトイレ等の環境整備に関する事業
6.村長が推進する事業
小谷村の特徴が、寄付金の使い道を具体的に公開していること。栂池自然園のビジターハウスをリニューアルしたり、高齢者向けの配食サービスに利用したりと、明白な使い方を公開しています。人口3,000人程度の小さなまちながら、2016年には寄付金が27億円を突破!私たちのふるさと納税で、小さなまちの魅力がもっとアップすれば嬉しいですね。
長野県小谷村は、人口3,000人ほどの小さなまち。まちの約88%は森林で占められていて、山々に囲まれた豪雪地帯であることから、冬はスキー客でにぎわいをみせます。ふるさと納税の返礼品でも、スキーなどのアウトドアにまつわるアイテムが人気を呼んでいます。自然の恵みを生かした飲料品も、おすすめの返礼品です。小谷村にふるさと納税して、壮大な山々の景観や希少な動植物が維持されたら嬉しいですよね!
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