鳥取県境港市(さかいみなとし)は、三方を海に囲まれた漁業が盛んなまち。
まちには「ゲゲゲの鬼太郎」にまつわるアイテムがあふれており、遊び心もたっぷりです。
早速、境港市の詳細とふるさと納税に迫ってみましょう!
魚介類と鬼太郎のまち、境港市の概要は?
境港市のまち並み
境港市は、中国地方・鳥取県の西部に位置するまち。
約20kmの長さに及ぶ砂州(さす)でできた半島「弓ヶ浜(ゆみがはま)半島」の北端にあり、三方を海に囲まれているのが特徴です。
ちなみに砂州とは、流水などによって積み重なった土砂などが、陸とつながってできた地形のこと。
弓ヶ浜半島は、東南にそびえる中国地方の最高峰「大山(だいせん)」を背景に美しい白砂青松(はくしゃせいしょう)が続く海岸線を有することから、日本の白砂青松100選にも選ばれています。
白砂青松とは、青々とした松原と白い砂浜で形成された、美しい海岸が広がる景勝地のことです。
境港市と境水道
三方を、「中海(なかうみ)」「美保湾」、2つの海をつなぐ海峡「境水道」で囲まれた境港市は、何といっても漁業が盛んであることが特徴です。
境港市にある「境漁港」は、日本で第三位の水揚げ量を誇ります。
1992年からは5年連続、日本一の水揚げ量を記録したこともあるんです。
境漁港は1953年に第三種漁港、1973年には特定第三種漁港に指定されました。
特定第三種漁港とは、全国規模の漁港のなかでも、水産業の振興のために特に重要とされている漁港のことです。
特定第三種漁港は、千葉県銚子市の「銚子漁港」や静岡県焼津市の「焼津漁港」など、日本でわずか13ヶ所しかありません。
境港市を語るうえで欠かせないのが、全国No1の漁獲量を誇る、カニ!
なかでも紅ズワイガニは、境港市自慢の特産品です。
境漁港で水揚げされた紅ズワイガニは、そのままボイルや冷凍で出荷されるだけでなく、カニクリームコロッケやちらし寿司などの加工品に用いられています。
なんと、加工品に使われる紅ズワイガニのシェアは、全国の約8割を占めているのだそうです。
私たちも毎日意識しないうちに、境漁港で水揚げされた紅ズワイガニを、口にしているはずですね!
鬼太郎ツボシリーズ(境港市ふるさと納税)
カニと並び、境港市といえば外せないのが、ゲゲゲの鬼太郎。
境港市は、妖怪博士としても有名な漫画家・水木しげる氏の出身地であることから、まちには水木氏の代表作・ゲゲゲの鬼太郎にまつわるたくさんの品々があふれています。
全国的に有名な「水木しげるロード」があるのも、鳥取県境港市。
水木しげるロードとは、JR境港駅(通称:鬼太郎駅)から「水木しげる記念館」あたりまで約800mにわたって続く商店街のこと。
あちこちに、ゲゲゲの鬼太郎にまつわるキャラクターの銅像が飾られています。
銅像の数は、なんと171体!ライトアップも実施されていて、まさに妖怪のテーマパークです。
水木しげるロードだけでなく、境港市はゲゲゲの鬼太郎であふれています。
境港市で発行される住民票は、透かしてみると鬼太郎が浮かびあがるという仕掛けも!
境港駅と米子駅を結ぶ「境線(さかいせん)」では、鬼太郎列車が運行しています。
ベタ踏み坂
最後にチェックしていただきたいのが、「江島大橋(えしまおおはし)」です。
境港市と島根県松江市を結ぶ全長1446.2mの橋で、2014年に放送された自動車メーカーのCM「ベタ踏みだろ?」が反響を呼び、「ベタ踏み坂」と称されています。
アクセルをベタ踏みしないと登り切れないほどの急勾配のついた橋は、一見CGか?と思ってしまうほどです。
最上部の高さは、約45m。5千トン級の船が橋の下を通れるように、傾斜が高く設計されているのだそうです。
のぼるのにかなりの勇気が必要な橋なのですが、勾配が高いのには、漁業が盛んな境港市ならではのれっきとした理由があったのですね。
カニざんまい?境港市の返礼品をチェック
境港市ではふるさと納税の返礼品のことを、「プレゼント商品」と呼んでいます。
返礼品=お返し品ではなく、プレゼント=贈りものというのは、自治体にとっても寄付者にとっても、なんとも気持ちのよい呼び方ですね。
加工品も美味!紅ズワイガニ
港産ボイル紅ずわいがに(境港市ふるさと納税)
境港市の返礼品で、何はおいても押さえておきたいのが、もちろん紅ズワイガニ。
水揚げは漁の状況によりますので、毎日決まった数を配送できるわけではないようです。
境港市の紅ズワイガニは、甘くてコクがあるのが特徴です。
浜ゆでした本場の紅ズワイガニが自宅に届いたら、あまりの立派さに思わず歓声をあげてしまいますよ!
紅ズワイガニ脚肉・爪肉セット(境港市ふるさと納税)
カニは好きだけれど、食べるのに手間がかかって億劫……。
という方にぴったりなのが、紅ズワイガニを食べやすくむいた脚肉や爪肉のセット。
面倒くさがり屋さんが多いのか、品切れ必至の人気がある返礼品です。
思いたったときに、申し込んでおくのがおすすめです◎
境港かに加工品セット(境港市ふるさと納税)
こちらはかにグラタンやカニドリア、かに爪フライなど、贅沢なカニ加工品ざんまいのセット。
カニ本体だと勢いに任せて一日で食べ終わってしまいそうですが、加工品であれば、毎日ちょっとずつカニの美味しさを楽しめそうです。
お花見など、特別な日のお弁当のおかずとしても大活躍しそう!
お子さまでも、気軽にカニを味わえる人気の返礼品です。
カニだけじゃない!水産品がおすすめ
特定第三種漁港に指定されており、全国第3位の水揚げ量を誇る境港市。
もちろん水揚げされるのは、カニだけではありません。
春や秋には甘味がある「ノドグロ」や、柔らかな身が特徴の「ハタハタ」。
秋から冬にかけては、脂がのった「カマス」など、年間を通して、いろんな種類の魚貝類が水揚げされます。
境港市の返礼品では、お刺身の盛り合わせを提供していて、漁港であがった新鮮なお魚たちを冷蔵で届けてくれます。
ご近所のスーパーでは手に入らない、貴重なお刺身と出会えるかもしれません!
地ビールも鬼太郎ブランド
鬼太郎ビール5本セット(境港市ふるさと納税)
魚貝類と並ぶ境港市の名物が、ゲゲゲの鬼太郎。
ふるさと納税の返礼品でも、鬼太郎にまるわる返礼品をたくさん準備しています。
鬼太郎ビールは、大山で培われたキレイな地下水を使って仕込んだ地ビール。
フルーティーなタイプなど4種類が展開されていますので、カニを味わいながら、飲み比べしてみるのも楽しそうです!
境港市に送った寄付金の使い道は?
境港市の街並みと境水道
境港市へふるさと納税すると、次の4つから使い道を指定することができます。
1.自然及び生活環境の保全に関する事業
2.産業の振興に関する事業
3.観光の振興に関する事業
4.子育て支援、教育環境の充実に関する事業
1「自然及び生活環境の保全に関する事業」では、弓ヶ浜など自然景観の保全に利用されます。
2「産業の振興に関する事業」なら、水産業の担い手育成の事業などに利用されます。
境港市は漁業が盛んな豪快なまちでありながら、人口は35,000人程度で、高齢少子化も進んでいます。
境港市にふるさと納税して、私たちが当たり前のように口にしている美味しい魚介類を、守り続けていただけたら嬉しいですね!
鳥取県境港市は、全国でも有数の漁業のまちとして知られています。
ふるさと納税の返礼品でも、新鮮な魚介類が人気を呼んでいます。
ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる氏の出身地としても有名で、まちは妖怪の銅像であふれ、遊び心たっぷりなところが大きな魅力◎
境港市にふるさと納税して、美味しい魚貝類を提供してくれる、元気いっぱいなまちの活力維持に貢献してみませんか?
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