三重県志摩市は2016年に世界中の視線を集めた町です。世界のリーダーが集まるG7の開催地が志摩市でした。志摩市には古来より受け継がれた日本の風景と伝統が残っています。今回は日本の歴史を感じることができる志摩市の魅力、人気返礼品、そして寄付金の使い道まで紹介します。
自然と歴史と触れ合うことができる志摩市
伊勢志摩 夫婦岩 天の岩屋
三重県の東南部に位置する志摩市は大自然を堪能できる町。自然豊かと言っても、なかなかイメージできませんよね。具体的に言うと、市全体が伊勢志摩国立公園に含まれているほど自然豊かなのです。海に目を向けると様々なサイズの島を見ることができ、長い年月をかけて自然にできたリアス式海岸は圧巻の一言です。
志摩市には自然のほかにも、海で採れる新鮮でおいしい魚介類や伝統文化など魅力が盛りだくさんです。2016年には伊勢志摩でG7サミットが開催されたことをきっかけに、国内だけでなく世界的な知名度も上げました。
志摩市は機会があれば、ぜひ一度足を運んでいただきたい素晴らしい町です。志摩市には観光スポットがたくさんありますが、今回は厳選して2つの絶対に訪れたい観光スポットを紹介します。
英虞湾
1つ目は、志摩市全域が含まれている伊勢志摩国立公園です。伊勢志摩国立公園では、自然・食事・風景を満喫することができます。
志摩市には真っ白な砂浜と青い海のコントラストが綺麗な海水浴場がたくさんあります。海に入って海洋生物を観察してもいいですし、波の音をのんびりと聞きながら海を眺めてもいいですね。
英虞湾の夕景
志摩市から見ることができる絶景と言えば、英虞湾(あごわん)に沈む夕日。横山展望台に行くと、英虞湾全体を見渡すことができます。優しいオレンジ色の夕日が沈むにつれて、英虞湾もオレンジ色に輝きます。横尾展望台から見える英虞湾と夕日の組み合わせはロマンティックで、カップルや家族連れに大人気です。
ウォーターボール
英虞湾のもう一つの楽しみ方は、ウォーターボールに入ること。ウォーターボールとは、大きなボールの中に入って、水中の上を歩くアクティビティです。夕焼け色に染まる海の上にいるところを想像してみてください。幻想的じゃありませんか?ウォーターボールの中には2~3名と入ることもできれば、愛犬と入ることもできるんですよ!都会ではなかなか味わえない水上アクティビティを、ぜひ英虞湾で楽しんでください。
志摩の海女さん
2つ目の観光スポットは、海女(あま)小屋体験です。志摩市には昔より海女の伝統があり、2017年3月には「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
数年前、テレビドラマの影響で海女さんは大きなスポットを浴びました。海に潜って海藻や魚介類を採るのが海女さんでしたよね。海女小屋とは、海女さんが冷えた体を温めたり、休憩したりする小屋のことです。志摩市では海女小屋で本物の海女さんと触れ合うことができます。
海女小屋体験施設「さとうみ庵」(志摩市観光HP)
現役の海女から聞くリアルな話は驚きの連続!また海女さんが採れたての魚介類を焼いてくれます。海女文化にも触れることができて、地元の海産物にも舌鼓を打つことができるなんて、まさに一石二鳥ですね。
人気返礼品は美しく輝く真珠
真珠アクセサリー作り体験(志摩市観光HP)
志摩市の特産品は真珠です。実は志摩市は真珠のふるさと。真珠はあこや貝の体内で作られます。つまり、美しい真珠を作るためにはあこや貝を丁寧に育てなければいけないのです。
英虞湾 養殖用イカダ
志摩市にある英虞湾は、潮の流れがよく、あこや貝のエサとなるプランクトンが豊富にあります。また1年を通じて比較的温かい土地条件もあり、あこや貝の生育にピッタリなのです。真珠が出来上がったら、伝統技術を受け継いだ熟練の職人が加工します。そして、世界が惚れる真珠が完成するのです。
ふるさと納税の返礼品で真珠は出されていますが、注意点が1つだけあります。それは、志摩市は2017年11月末限りで真珠の返礼品を止める方針を出していること。真珠の申し込みは、早めに行うのがいいでしょう。
志摩市返礼品「真珠」の一覧
画像は、あこや真珠 ペンダント・しずく(寄附金額:20,000円)
あわび(志摩市観光HP)
志摩市の人気返礼品は真珠だけではありません。食べ物の人気返礼品でまず挙がるのが、アワビ・カキ・サザエなどの貝たち。志摩の海で育った貝は、全国の食通をうならせます。ほどよく弾力があり、噛めば噛むほど甘みが出てきます。海女さんが1つずつ採った貝をお家でも召し上がってください。
里海ギフト~志摩からの贈り物~(カタログギフト)(寄付金額 30,000円)
【内容】・鮑:5月~9月頃・伊勢海老:11月~4月頃 ・干物セット:通年・南張メロン:5月~10月頃 ・的矢牡蠣:12月~3月頃
他にも生産量日本一のあおさ、真珠を作るあこや貝の粉末を加えた餌で育ったパールポーク、そして新鮮な魚の加工食品など魅力的な返礼品がたくさんあります。返礼品を受け取ることによって、遠く離れていても志摩市の魅力を感じることができます。
寄付金が志摩市を救う!
夕暮れの伊勢志摩
G7や伊勢志摩国立公園のおかげで全国的知名度が上がった志摩市ですが、人口は依然と比べると大幅に減少しており、市民の平均所得も2年連続で三重県最低レベルを記録しています。志摩市には解決しないといけない課題や問題が多くあるのです。
また志摩市が世界に誇る自然や伝統文化を残すためにも、お金が必要です。志摩市に贈られた寄付金は、現存する課題を解決するために、地元住民の暮らしを良くするために、そして古来より受け継がれた宝である自然と伝統を守るために使われます。
寄付金は志摩市に住む人々、受け継がれる伝統、そして自然を救います。志摩市を応援したい気持ちや救いたい気持ちを持っていただけたのならば、ぜひ寄付をお考えください。
三重県に位置する志摩市では歴史ある伝統と自然と触れ合うことができます。水上アクティビティをはじめとする観光スポットがたくさんあるので、機会があれば一度訪れてみてください。現地に行くと、もっと志摩市のことが好きになりますよ。
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