GWは富岡市「妙義山・妙義神社」で子供も楽しいハイキングを

2018.04.17

妙義山。

登山家や山好きの間で有名な群馬県富岡市にある、GWに子どもと一緒に足を運ぶのにぴったりの山です。
その理由は、「面白いあるもの」
ハイキングのお供になる妙義山の面白ポイントをまとめました。
 

群馬県のシンボルのひとつ!妙義山

秋の妙義山

群馬県内の学校では、行事の際に
 
「赤城(あかぎ)団」
「榛名(はるな)団」
「妙義(みょうぎ)団」

 
の3つにわけるという話があります。
群馬県内でも地域によって異なりますし、紅白といった色でチーム分けをする学校もあります。
群馬県内の全ての学校というわけではないようです。
  

しかし、インターネット上では「群馬の名山の名前でチーム分けをしたよ!」という話が散見されます。
一つの地域性、面白い伝統文化と言えるのではないでしょうか。
そして、「チームの名前に使うくらい、地元の名山を愛している」という気持ちの表れではないでしょうか。
  

妙義団の名前のもとになっているのが、群馬県でも有数の名山である「妙義山」です。
 

花咲く妙義山

妙義山は赤城山、榛名山と合わせて「上毛三山(じょうもうさんざん)」に数えられています。
上毛三山は群馬県内の市街地からよく見えることもあって、古くから市民に親しまれていました。
  

想像してみてください。
 
学校や会社への行き帰り、ふっと顔を上げると、そこには雄大な山がある。
朝、山は朝日を逆光として背負い、黒々としている。
そして、夕方は薄い橙色に染め上げられている。
 
これが地元の人たちが長年見てきた光景なのです。
山に愛着が湧くのも当然ではないでしょうか。
  

しかも妙義山の場合、ただ見るだけでも美しい山ですが、ハイキングをしても楽しい山ときています。
ふるさと納税で群馬県富岡市(とみおかし)を知った方は、一歩踏み込んで、「自治体のシンボルである妙義山」の特徴やレジャーについても知ってみませんか。
そろそろGWの予定を決めるシーズンです。
面白いレジャー先なら、いくつ知っていても損はありません。
 

妙義山は面白い岩とロマンあふれる山

妙義神社

「GWのハイキングにぴったり」と言われても、地元の方や山に詳しい方以外は「具体的にどんなところがぴったりなの?」「そんなに素敵なお山なの?」と思ってしまうことでしょう。
レジャーをするなら、やはり「妙義山でしか楽しむことのできないポイント」が欲しいですよね。
だからこそ、妙義山についてもう少し詳しくお話しましょう。
  

妙義山は標高約1,100mで、古くは山岳信仰の対象となっていた山の一つです。
 

妙義山の大砲岩

妙義山の特に面白いところは「山にある岩の形」です。
「妙」という漢字は「きわめて巧み」「巧妙である」「言いようもなく優れている」といった意味があります。
名前に「妙」の漢字が使われている妙義山は「優れた岩や巧みな岩」であふれた、とても面白い山なのです。
  

妙義山は火山活動の影響を受けたと言われます。
 
形成された岩の上にさらに岩や土が降り積もり、年月による浸食によって現在の山の形になりました。
「ロウソク岩」や「大砲岩」「ユルギ岩」といった、面白い名前のついた岩がごろごろしています。
しかもこの奇妙な形の岩たちは、山をどの方角や側面から見るかによってころころと表情や形を変えます。
特に下仁田方面からの眺望は「中之嶽(なかのたけ)」と呼ばれ、岩石群がユニークであると評判です。
  

レジャーをするなら、「妙義山でしか楽しむことのできないポイント」が必要ではないかと言いました。
妙義山は日本屈指のユニーク岩石の数々と眺望の美しさで、日本百景・国の名勝・日本三大奇景(にほんさんだいきけい)にも指定されています。
 

秋の第四石門

ハイキングでは山ならではの空気や景観を楽しむのもいいですが、妙義山では特に「岩」を楽しみたいところです。
都会では目にできないような面白い岩や大きな岩がどんどん登場し、お子さんも大喜びに違いありません。
  

ハイキング中に「おにぎり岩」などの新しい名前をこっそりつけることも許されるはずです。
 
あれはペンギン岩
レゴブロック岩
 
なんて、子供と一緒に指さし命名ハイキングなんて、想像するだけでにこにこしてしまいます。
  
山の東麓には2005年の大河ドラマ「義経」、2008年の大河ドラマ「天地人」に使われた「妙義神社(みょうぎじんじゃ)」があります。

妙義神社はかつて「波己曽(はこそ)神社」と呼ばれていました。
「波己曽」とは「岩社(いわこそ)」という意味であると伝わります。
そう、妙義山の山岳信仰のキーワードはまさに「岩」でした。
お子さんとハイキングをしながら、「面白い形の岩は、昔から住民が大切にしてきたものだった」「岩も神様の一部だったんだよ」と昔語りをしてあげると、さらに山歩きが楽しくなることでしょう。
 

妙義山のガイド本も配布中!旅行は計画的に

妙義山第2石門鎖場

富岡市に旅行して町中から山を眺めるのも楽しいですが、岩を見ながらハイキングをするのもGWの素晴らしい思い出になりそうです。
近隣の自治体である下仁田町などでは、ホームページでハイキングコースの状況確認ができます。
状況をよく確認して、準備をしっかり整え、安全な思い出深いハイキングにしましょう。
  

また、コースについてはホームページで確認できる他、道の駅や商工会でガイドブックを無料配布しています(2018年3月5日現在)。
ガイドブックは郵送でも請求可能です。
  
周囲には温泉施設や美術館もあります。
まさにファミリーで「妙」に計画を立てて楽しむことのできる場所です。

妙義山の「」に負けないくらい、巧妙なスケジューリングを目指してみてはいかがでしょう。
  

妙義山は地元の人たちに愛される「面白い岩がたくさんある山」です。
妙義神社は数々のドラマでロケに使用された歴史のある佇まいが魅力です。「岩」や「神社の佇まい」を楽しむためには、季節や天候を選ぶことが重要ではないでしょうか。
  

GWは夏ほど暑くなく、冬のように山の天候が荒れることも少なくなります。
ハイキングコースの状況を見ながら、お子さんと一緒にハイキングの計画を立ててみてはいかがでしょう。
 

群馬県富岡市

妙義山のある群馬県富岡市はシルクでも有名なまち。古里の魅力を伝え応援する、ふるさと納税サイト『ふるり』にて富岡市の魅力を発信しております。

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