各地の名産品などが人気なふるさと納税の返礼品ですが、最近ではさまざまな資格が取得できる返礼品もあります。
今回は、その中から3種類をご紹介いたします。
リゾート気分でドローン操縦資格が取れる
最近はかなり普及してきたドローンですが、街中ではなかなか自分で操縦する機会はないものです。
和歌山県白浜町では、海岸近くリゾートにある合宿所に1泊2日して、ドローン操縦のライセンスが取得できる返礼品が用意されています。
取得できるのはJUIDA認定の「操縦技術・安全運行管理者」ライセンスです。
宿泊費や食事に加え、テキスト、機体使用料、試験受験料やJR白浜駅からの送迎も含まれています。
ドローン操縦技術を学びながら、南紀白浜リゾートの開放的な大空の中を自分が操縦したドローンを飛ばせられるのは貴重な体験となるでしょう。
安全にドローンを操縦する技術も身につくので一石二鳥ですね。
この返礼品(大人1名分)は、白浜町に40万円以上の寄付をした場合に受け取れます。
講習日程などは、ふるさと納税で申込み後に業者から連絡(メールまたは電話)があります。
もっとじっくりドローン操縦の技術を身に着けたいという人には、秋田県五城目町(ごじょうめまち)へのふるさと納税がおすすめです。
90万円以上の寄付の返礼品として、4日間の講習が受講できます。(宿泊所の手配と費用・証明書申請費用は別途必要)
お祝いの席などにぴったりな巻きずしの資格が取れる
お祝いの席や、行楽のお弁当などにぴったりな巻きずしですが、花やキャラクターなど、切り口がかわいらしいデコ巻きずしの資格が取得できる返礼品もあります。
大阪府河内長野市に67,000円以上の寄付をすると、日本デコずし協会マイスター育成全国2位の人気教室で、日本デコずし協会2級が取得できる4時間のレッスン(ランチ付き)を受けられます。
ただし、教室へ直接予約する必要があります。
レッスンでは定番の花に加えて、ウサギやイチゴ、キャンディなど子どもにも喜ばれそうなデコずしの作り方を学べます。
巻きずし作りに必要な巻きすとまな板が持ち帰れるので、自宅に帰ってから忘れないうちに自分で作れますよ。
ストレス発散・腰痛予防にもおすすめの乗馬資格が取れる
乗馬というと牧場などで係員にひかれた馬の背に乗るイメージもありますが、4日間で単独騎乗ができる程度まで基礎技術が身につくレッスンを受けられる返礼品を用意している自治体もあります。
兵庫県明石市に12万円以上の寄付をすると申し込めます。
1日2回騎乗(1レッスン20分)×4日間のマンツーマンレッスンで、ライセンス申請料やテキスト代も含まれています。
対象年齢は小学校3年生から70歳未満です。
資格がなくても乗馬はできますが、乗馬をしているという証明が欲しいという方におすすめです。
乗馬は姿勢が良くなるので腰痛予防や健康促進が期待できるとも言われていますし、馬のつぶらな瞳を見るだけで癒やされるという人も多いそうですよ。
ふるさと納税の返礼品で旅行を楽しみながら資格取得!
最近のふるさと納税の返礼品は単に名産品を受け取るだけではなく、その地域へ行ってさまざまな体験をするタイプが増えています。
ドローン操縦や乗馬など日常生活とは少し離れたものから、デコ巻きずし作りのような日常的に役立つものもあります。
ちょっとした旅行気分を味わいながら資格が取れるのでおすすめですよ。
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