直方市を知っていますか?
直方市は福岡県にある市なのですが、県内でも難読の自治体名として有名な市です。
実はこれは「のおがたし」と読みます。
色とりどりの自然に彩られた町、直方市。今回はその魅力をご紹介します。
直方市ってどんな町?
JR九州 直方駅
直方市は福岡県の北部、福岡市と北九州市のちょうど真ん中あたりに位置している自治体です。
福智山から延びる福智山地が南北に走り、福岡県北部の生活水を担う豊かな水流 遠賀川が流れている地域です。
直方市の歴史
直方市の歴史は、1623年にまでさかのぼります。
黒田藩主であった黒田長政が亡くなり、その息子の1人である高政が遺言に従ってこの地に支藩を作りました。
当時は藩主の館があった場所、東蓮寺村にちなんで東蓮寺藩と呼ばれていたそうです。
そして1675年に改名をして直方という地名が誕生しました。
直方の名付けには諸説ありますが、藩内にあった村名の能方の読みを取って縁起の良い字を当てたとも伝えられています。
遠賀川とともにある町、直方市
遠賀川
直方市と切っても切り離せない存在が遠賀川です。
遠賀川は福岡県北部を流れる一級河川で、その流域には7市14町1村の自治体があります。
その流域では弥生時代初期の土器である「遠賀川式土器」も発見されていて、古の時代から人々の生活を支えていることがうかがえます。
明治から昭和初期にかけて筑豊地方が炭鉱の町として栄えていたころには、遠賀川は石炭輸送の運搬路としても活躍しました。
当時、遠賀川の水質は低下の一途をたどっていましたが、炭鉱の閉山や下水道技術の飛躍的な普及によって鮭が遡上するほどに改善しています。
遠賀川は九州で唯一、鮭が遡上する川なのです。
カラフルに彩られる、春の直方リバーサイドパーク
遠賀川は県北地域の人々にとって水の象徴であり、憩いの風景として長く親しまれてきました。
そんな遠賀川の河川敷にあるオートキャンプ場「直方リバーサイドパーク」は広大な河川敷、遠賀川、そして町の背中に福智山地の山々を望むことができる、まさに自然を満喫できる公園です。
実はこの公園、夏のキャンプシーズンだけではなく春にも50万人以上の観光客が訪れる直方随一の観光スポットであることをご存知ですか?
直方市の春の観光目玉は「チューリップフェア」です。
3月下旬から4月中旬にかけて35万本ものチューリップが咲くこのイベントでは、訪れる人々の感動を呼ぶ圧巻の風景を見ることができます。
赤、白、黄色だけではなくピンクや紫などあらゆる種類のチューリップが咲き乱れ、その風景はまさしく春の絨毯といえるでしょう。
四季折々の花を楽しめる、福智山ろく花公園
直方市の東部にある福智山は、標高900.8mの大きな山です。
そこから延びる山地にも平均標高600m級の山々が並び、市内外から多くの登山客が訪れます。
福智山ろく花公園は名前の通り福智山のふもとにあり、1年を通じてさまざまな花や木々を楽しむことができる自然公園です。
花壇はもちろんバラ園や睡蓮の池、ユリ園、山野草園など四季折々の花々をその季節に応じて楽しめるのが大きな魅力でしょう。
入場料が大人300円というリーズナブルさも嬉しいですね。
直方市のおすすめ返礼品はコレ!
直方市のふるさと納税でもらえる返礼品にはどのようなものがあるのでしょうか。
直方市の返礼品にはお米や野菜、銘菓にお土産品までさまざまなものがあります。
ここではその中から、おすすめの返礼品をいくつかご紹介したいと思います。
直方銘菓 『成金饅頭』
直方銘菓 『成金饅頭』(直方市ふるさと納税)
成金饅頭は、直方では古くから親しまれている縁起物の和菓子です。
饅頭という名前ではありますが、ドラ焼きのような形をしています。
物事を「丸くおさめる」という意味合いをもつこの成金饅頭は、地元では贈答や引き出物としてよく用いられ、大きければ大きいほど縁起が良いとされています。
直方市出身の力士 魁皇が昇進した際にも話題になった饅頭で、見た目だけではなくその美味しさも折り紙つき。
ドラ焼きよりもちもちとした食感の生地と、程よい甘さの白餡は、一度食べると忘れられない美味しさです。
精米「福智山麓名水米」蜂蜜「百花蜜」
精米「福智山麓名水米」(直方市ふるさと納税)
直方市は山河の恵み豊かな土地です。福智山から流れる水を使用して、福智山ろくで作られたお米は味も質も良い逸品です。
そして福智山地の自然が育んだおいしい蜂蜜も、地元ではお土産品として人気の高い商品です。
10,000円の寄附で5kgのお米と蜂蜜が届けられますので、そのボリュームにも満足できそうですね。直方市の自然の恵みを、ぜひご賞味ください。
ふるさと納税 もち吉 力水セット
もち吉 力水セット(直方市ふるさと納税)
もち吉は、直方市にある米菓メーカーです。
煎餅やおかきなどを中心とした米菓の製造・販売を行なっていて、「米菓といえばもち吉」というほどに地元ではおやつに贈答品にと親しまれている有名なお店なのです。
もち吉で米菓と並んで人気なのがこの「力水」でしょう。
店頭でも販売されているこの水は福智山山系の地下水で、福智山の地下岩盤で数百年かけてろ過された純度の高い名水です。
今を作る未来を紡ぐ、直方市のプロジェクト
直方市へのふるさと納税は、その使い道についてホームページで確認することができます。
具体的に金額も記載されていますので、自分の寄付金がどのように使われているかわかりやすいですね。
寄附金の使い道としては、以下の事業が挙げられています。
2)笑顔咲くにぎわい満開プロジェクト
3)歴史を活かした新たな価値創造プロジェクト
4)市長におまかせまちづくり
直方市は、今ある生活をより向上させること、そして未来を担う子どもたちの育成に力を注ぐことに力を入れています。
人を大切にすることは、地域を活性化することにつながります。
そんな直方市の事業を応援してみませんか?
自然の町、そして花の町、直方市についてご紹介しました。
直方市は山と川の恵みを最大限に活かして、観光客を誘致しています。
ご家族と、お友達と、あるいは夫婦でもまったりと観光を楽しめる町なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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