清流輝く 古代ロマンの里 舟形町

2018.09.22

山形県舟形町ふながたまちは、最上郡を流れる清らかな小国川おぐにがわを中心とした自然に囲まれたのどかな町です。
山あり川あり温泉あり。
家族で楽しめるレジャースポットや歴史史跡、文化にもあふれています。
農業が盛んで、町のシンボルである若鮎は絶品。
今回はそんな舟形町の魅力についてご紹介いたします。

全国の太公望が憧れる清流の若鮎

町中を流れる小国川は最上川水系の支流で、最上町から流れる延長39キロの一級河川。
生活排水などが入らない清流の為か、質の良い苔が多く育ち、鮎、ハヤ、ヤマメなどの川魚の宝庫として有名です。
特にこの川で獲れる鮎は絶品!
泥臭さがなく、形や香り、味ともに評価が高いことから「松原鮎」と呼ばれ、かつては殿様が食べる鮎として大切に育てられていました。
 

最上小国川

現在も小国川の美しい環境は保たれており、毎年7月1日の漁解禁を迎えると全国から多くの太公望(たいこうぼう:釣り好きな人)が訪れる名所となっています。
優しい川のせせらぎと水面の輝きは、一服の清涼感をもたらしてくれるでしょう。
 

最大にして美しい縄文の女神

平成4年に、町の「西ノ前遺跡」から、とても重要で興味深い発見がありました。
日本最大の高さ45センチの縄文土偶が出土したのです。
均整のとれた八頭身の全身立像は、欠損部がなく完全な状態で見つかった大変珍しく貴重な土偶です。
その美しい姿から「縄文の女神」と呼ばれています。
その土偶とは、こちらです。
 

国宝 縄文の女神(舟形町 国宝縄文の女神HP)

とても綺麗な八頭身ですよね。
うらやましいくらい!
顔や表情の表現はなく、両側には耳飾りを意識したあながあります。
肩の部分からW字に乳房が張り出しており、後ろ姿は後部に突き出た「出尻形」。
そして少し膨らんだ腹部は妊産婦を表現しているんだとか。
学術的にも造形的にも日本を代表する土偶とされ、国宝にも指定されている貴重な資料なんです。
縄文時代中期に製作されたとみられ、出産する女性をかたどって健康祈願やまじないに使われていたのではないかと言われています。
 
この土偶を見ていると、縄文人も現代人も感じる美意識ってなんとなく通じるものがあるんだなあと感じ入ってしまいますね。
舟形町歴史民俗資料館には、縄文の女神のレプリカが展示されているほか、町内では関連のイベントや祭りも開かれていますよ。
 

体験がいっぱい!五感で楽しもう

舟形町を訪れた人のために、子どもも楽しめる自然を生かした体験モノが充実しています。
小国川での若鮎のつかみ取りや炭焼き体験、舟形産のそば粉で自分だけの特製そばをつくるそば打ち体験、山菜のわらび取りなどがあります。
舟形町観光物産センターなどで実施されており、お子さんの夏休みや長期休みの体験学習としてもぴったりですよ。
見るだけでなく、自分の五感をフルに使う体験は、ぐっと印象に残る思い出になりますよね。
 
では次に、舟形町の特産品でもあるふるさと納税の返礼品をご紹介させていただきます。
 

返礼品はべっぴん特産品ぞろい

自然豊かな町ということは紹介させていただきましたが、もちろんこの土地でとれる特産品も絶品です。
 

もりもり食べたくなる特産米

町で生産されている山形県オリジナルの米の品種「つや姫」「はえぬき」は、日本穀物検定協会が実施した2015年産米の食味ランキングで、ともに最高ランクの特Aを獲得しています。
つや姫は、「艶がある」「粒がそろっている」という見た目に加え、味は「旨味と甘味がある」と評価されました。
はえぬきは、お米の粒がしっかりしており、型くずれせず、ふっくら。冷めても美味しく食べられるのが特徴です。

舟形マッシュルーム

続いては、清流の恵みを生かして育てられている「舟形マッシュルーム」です。
うまみ成分がシイタケの3倍以上で、アミノ酸を含む量も豊富、生で食べられることが特徴です。
直径5センチ以上のジャンボマッシュルームや、直径13~15センチの超ジャンボサイズもあり、カレーなどの加工食品に加えるのもおすすめですが是非ともそのままの美味しさを味わってもらいたいですね!

山形牛

そして、いわずとも知れた山形県のブランド牛「山形牛」です。
山形県内で、最も長く肥育・育成された未経産および去勢の黒毛和種で、公益社団法人日本食肉格付協会が定める肉質4等級以上のものなどの条件をクリアしたものがそう呼ばれています。
山形牛の特徴は肉のキメが細かく風味の甘い脂身。
これは山形地方の昼夜の寒暖の差が大きい風土と、30ヶ月以上という長い月日をかける飼育法によって引き出されるのだそうです。
是非お肉の味がわかるステーキやすき焼きでその食味を楽しんでみてください。

農業発展や古墳周辺の整備に寄与

舟形町では大きく以下の5つの分野において、ふるさと納税の寄付金が活用されています。

・子育てを支援するまちづくり
・地域の活力あるまちづくり
・健やかに暮らせるまちづくり
・環境にやさしいまちづくり
・安全で安心なまちづくり
・国宝「縄文の女神出土」の西ノ前遺跡整備への取り組み
・上記の取り組みにこだわらずに支援

 
主に、主に結婚・出産お祝い品贈呈事業や小児インフルエンザ予防接種、防犯灯整備事業補助金、ニラやネギなど産地活性化のための支援事業補助金などに使われているようです。
 
また舟形町では6月の大阪北部地震を受けて、「舟形町にふるさと納税をした方」で「被災地にお住まいの方」に、お見舞いのメールと品を贈っているそうです。
不測の事態に心身共に弱っているときに、こんな温かい心遣いをいただけたらとても嬉しいですね!
 

東北地方は寒い冬のイメージが強いですが、舟形町は若鮎釣りなど夏場の観光名所も抱える素晴らしい町です。
大自然で遊んで、近場の温泉につかりながら雄大な自然を眺めることもできるのです。
ぜひ舟形町をふるさと納税を通じて応援してみませんか。

山形県舟形町 ふるさと納税

山形県舟形町へのふるさと納税はチョイスよりお申込み頂けます。

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