長い冬が終われば、やがて桜が咲き誇る麗らかな春がやって来ます。
春といえばお花見!・・・も良いですが、花に彩られた地域特有のお祭り見物も素敵なもの。春になればシーズン到来、美濃加茂市の3つのお祭りをご紹介します!
4月の美濃加茂市で開催!3つのお祭り
おん祭 MINOKAMO 2017 秋の陣(ふるりHP)
岐阜県神社庁のデータによると、美濃加茂市には86社の神社が存在しています。全国の総神社数は合計で8万社を超えており、岐阜県にはそのうちの約3,200社があります。
岐阜県自体が日本でも五本の指に入る神社の多い自治体であるため、美濃加茂市にある神社もそれなりの数に上ります。
日本で最も神社の数が少ない沖縄県は県全体で10社~20社と言われているので、美濃加茂市だけで沖縄県の5倍以上の神社があることになります。
神社につきものの楽しいイベントと言えば、何と言っても「お祭り」です。
日本全国の神社では、それぞれの神社の由来や御祭神にまつわるお祭りが毎月のように開催されています。もちろん美濃加茂市もお祭りイベントがたくさん!
特に、4月に開催される3つのお祭りは、地元住民に愛され、観光客にも人気があります。
諏訪神社の大祭
諏訪神社で4月の第1土・日曜日に開催されるお祭りです。
だんじりというと、岸和田のだんじり祭りが有名ですが、だんじりを使うお祭りは岸和田だけでなく、全国各地に存在しています。そのうちの一つがこの「諏訪大社の大祭」です。
神社から遠いところに運ばれた2台のだんじりが、「米田ばやし」に合わせて引き廻され、神社へと奉納されます。だんじりには鎧武者が飾られており、それぞれ北側は武田信玄(たけだしんげん)、南側は上杉謙信(上杉謙信)を表しています。
だんじりは途中で一度止められ、「とんびの舞」などの舞踊や、「若松」「ちごばやし」「くずし」などのお囃子が披露されます。
その後、だんじりは「ひき拍子」に合わせて神社の本殿前まで引かれ、「獅子舞」が披露されます。
遠いところからスタートしただんじりが神社に奉納される過程と、途中で挿入される舞踊やお囃子を楽しむお祭りが「諏訪神社の大祭」です。
お祭りの途中には、民衆を追いかけまわす獅子が登場するというイベントもあります。悪さをする獅子は、翁の面をかぶった者に榊(さかき)でたしなめられます。
小ネタがぎゅっと詰まった「諏訪神社の大祭」は、家族連れで見学するのにぴったりのお祭りです。
古井神社の祭礼
古井神社の祭礼はもともと6月に行われていたお祭りですが、現在は4月第2土・日曜日に行われています。
お祭りでは、案内役、高張提灯、ハイボウ(蠅追)、神馬、当元、櫃(ひつ)、太鼓、宝獅子、神官、氏子総代という大人数で行列を作ります。
行列が練り歩く時はお囃子が演奏され、大変賑やかです。
ハイボウ(蠅追)は、手に竹でできたササラを持ちます。
このササラで頭をポンポンされると、病にかからないという言い伝えがあります。
住民や観光客が子供を連れて参加することも多いとか。
ちょうど、美濃加茂市の桜が盛りを迎える頃に、子供たちが歓声を上げる中、面をかぶったハイボウ(蠅追)が竹の棒で参加者の頭をポンポンと叩いて回る光景を見ていると、ほんわかと優しい気持ちになることでしょう。
中山道太田宿 春のまつり
中山道では、夏と秋に「おん祭MINOKAMO」が開催され、賑わいます。
中山道は江戸時代に多くの将軍家に嫁いだ6人のお姫様が通ったことから「姫街道」とも呼ばれます。歴史にちなんで、女性たちが当時の姫君の装いで行列します。
歴史と華やかさを感じさせるお祭りは、美濃加茂市のお祭りの代名詞になるほど人気があります。
中山道では、実は春にもお祭りが開かれます。
春のお祭りは、観光客が数多く足を運ぶおん祭MINOKAMOよりも、地域住民向けのお祭りです。
和太鼓演奏や学生の吹奏楽演奏をはじめとしたいくつものステージイベントや、吊るし飾りや絵手紙などの体験コーナーなどが開催され、地元の特産品の販売も行われます。
夏と秋の「おん祭MINOKAMO」が観光客も数多くやって来る盛大なお祭りなら、春の情景の中で文化と食を満喫できる住民のお祭りが「中山道太田宿 春のまつり」なのです。
地元密着の、ゆったりと季節や伝統芸能を楽しめるお祭りなので、美濃加茂市の魅力を堪能できます。
地元住民も多く訪れますが、美濃加茂市に足を運んだ際の観光にもお勧めのイベントですよ。
美濃加茂市の魅力を凝縮した3つの返礼品
小那比茶のゼリー(ふるりHP)
美濃加茂市の楽しさはお祭りだけではありません。地元の素敵なところをぎゅっと込めたような返礼品は、遠方にいても美濃加茂市を感じさせてくれる品物ばかりです。
また、お祭りに合わせて使うことのできる返礼品もあり、新しい年度がスタートしたらすぐにふるさと納税をして、春のレジャー計画に活かしたいチケットなどもあるところがとってもグッド!
観光列車『ながら』
長良川沿いに走る観光列車ながら
美濃加茂市の観光として外せないのが、観光列車「ながら」での旅です。
外装は緑の景色に映える赤、内装は木目の目立つ柔らかな造りの「ながら」で美濃加茂市周辺の景色を眺めながらランチを楽しむことのできるコースがあります。
このランチコースの優待チケットも、返礼品の目玉の一つとなっています。
利用できない日もありますが、お祭り周辺に照準を合わせ、観光列車とお祭りを一緒に満喫してみてはいかがでしょう。
最上級肉 飛騨牛
飛騨牛ステーキ
岐阜県には、日本一と名高いブランド牛・飛騨牛があります。
美濃加茂市でも飛騨牛が育てられており、返礼品に霜降りの美しい飛騨牛肉が並びます。すき焼き用からステーキ用まで、どれも繊細な肉質を堪能できる上質の和牛肉となっています。
ふるさと納税をするなら、やはり地域それぞれの美味は外せません。
他にも魅力的な特産品
こちらはちょっと変わった美味になります。
美濃加茂市はお野菜の豊富な土地でもあり、特に自然薯(じねんじょ)などは地元の味として人気があります。
返礼品にもお野菜の詰め合わせセットなどが並んでおり、人気を博しています。
この他に、美濃加茂市の近隣は室町時代から栽培がはじまったと伝わるお茶も有名です。
お茶の葉は綺麗な水と大地、そして標高や日照などの条件がそろわないと上質なものができないとか。
美味しいお肉の後に口をさっぱりさせる風味の良い緑茶と紅茶の詰め合わせは、地域の土や水を感じさせる返礼品として人気があります。
寄付はお祭りに必須の音楽の支援にも
縣主神社の狛犬
美濃加茂市では、ふるさと納税の寄付を使って電子母子手帳を導入しました。子供の予防接種履歴などがスマートフォンでチェックできる電子母子手帳の導入は、美濃加茂市での子育てがより便利に、負担が軽減されるようにと願い、育児支援事業の一環として行われました。
面白い試みではないでしょうか。
お母さんたちの中からは「うちの自治体でもこんな試みをして欲しい」という声が聞こえそうです。
さらに美濃加茂市では、寄付を使って地元出身のミュージシャン支援事業を展開しています。
神社から雅楽や舞の文化が育ったように、神社に歌や演奏はつきものです。
寄付で支援されたミュージシャンがお祭りで歌声を披露してくれるなら、支援した地元にとっては嬉しく誇らしいことに違いありません。
4月の美濃加茂市には、レジャーに嬉しいお祭りがあります。
ふるさと納税の返礼品にもレジャーに嬉しいものや、地域を詰め込んだような素敵な品があふれています。
旅行とワンセットで、美濃加茂市のふるさと納税も楽しんでくださいね。
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