兵庫県南部に浮かぶ淡路島の中部にある兵庫県洲本市は、豊かな海と温暖な気候がもたらす自然あふれる、のどかな町です。その自然が生み出す食材はどれも新鮮なものばかり。洲本温泉が有名で、関西の都市圏からも近いことから、リゾート観光地としても人気を集めています。ふるさと納税の返礼品は、海鮮物もあれば、農畜産物もあり。さらには、大人から子どもまで幅広く人気のロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」のグッズが登場し、話題と人気を集めています。そんな洲本市の魅力や観光スポットなどを紹介します。
好アクセス!自然と温泉でリゾート満喫
洲本城天守閣
洲本市は淡路島の中央部にあり、大阪湾、播磨灘(はりまなだ)に面しています。大浜海岸、三熊山、成ヶ島(淡路橋立)などは、瀬戸内海国立公園に指定されている景勝地です。そのうち、三熊山の山頂には、戦国時代から江戸時代にかけて淡路国統治の拠点となった洲本城跡があり、現在は石垣が残っています。模擬天守閣に登ると、眼下には洲本の街並みと青々と輝く海が広がります。
淡路島は古事記に国生みの島として記述され、歴史ある町でもあります。洲本市は、淡路島の経済や文化の中心として発展してきました。約4万6千人が暮らす現在の町には、紡績が盛んだった明治、大正期当時のレンガ建築が残っています。今は、レストランや図書館などに姿を変えており、その面影を感じることができます。街歩きに出かけて、レトロな雰囲気を味わってみませんか。
観光面では、京阪神から車で約1~2時間というアクセスの良さが、大きな魅力の一つとなっています。島とはいえ、本州と四国に陸路でつながっており、高速バスも多く出ています。関西国際空港と洲本港を結ぶ定期航路も就航しました。空港から約65分と、こちらも利便性が高く、ゆったりとした船旅を満喫するのも良いですね。
洲本アルチザンスクエア
年間通じて祭りが多く、中でも、8月に開催される淡路島最大の祭り「淡路島まつり」は盛大ににぎわいます。初日から2日間行われる「おどり大会」では、市民らが威勢の良い阿波踊りや創作ダンスを披露。最終日の3日目には、大浜海岸周辺で花火大会があり、全国の有名な花火師から取り寄せた迫力ある花火が打ち上げられます。音楽とシンクロして打ち上げられるミュージック花火などもあり、夏の夜を美しく彩ります。
淡路島 花火大会(洲本市HP)
観光や遊びで疲れた体を癒すなら、淡路島最大の温泉地・洲本温泉がおすすめです。海岸線に沿って温泉施設が立ち並んでいます。宿泊や日帰りで湯めぐりをして、心身ともにリフレッシュしちゃいましょう。
淡路島 洲本温泉
いにしえから誇る食の素材力
洲本市では、農業、漁業、畜産業が盛んで、淡路ブランドを掲げる食材は全国的にも有名です。実は、淡路島は古くより天皇家とも縁が深く、朝廷に数々の食材を献上してきた「御食国(みけつくに)」として知られている歴史あるグルメな街でもあるのです。ふるさと納税の返礼品も、新鮮な食材がずらり!人気の返礼品を早速チェックしましょう。
淡路産由良の赤ウニと黒アワビ(洲本市ふるさと納税)
まずは、赤と黒の高級海鮮!
大粒で濃厚な赤ウニは、素潜り漁で獲った後、塩漬けやミョウバンを使用しない完全無添加となっているので、素材そのものの味がダイレクトに楽しめます。また、黒アワビも見逃せません。エサとなる昆布など海藻類が豊富に育つ淡路島沿岸で採取できる黒アワビは、肉厚で高級品として知られています。コリコリとした歯ごたえがあり、お刺身に最適ですね。これらの食材のセットも人気を集めています。
淡路産天然活アワビ(黒)2~4個(寄付金額 10,000円)
内容:天然活アワビ(黒)2~4個
(2~4個で400~450g前後)
※天然物のため、個体差により大きさにばらつきがあることをお含みおきください。
淡路牛サーロインステーキ(洲本市ふるさと納税)
続いては、淡路島が誇る最高のブランド牛、淡路ビーフ。淡路島で生まれた兵庫県産黒毛和種「但馬牛」の中でも、一定の品質基準を満たしたものしか名乗れない貴重な称号なのです。但馬牛の柔らかい筋繊維は、脂肪が筋肉に細かく入りやすい肉質となっています。飼育していくと、いわゆる脂肪の「サシ」が細かく入り込んでいき、最高級の「霜降り肉」として仕上がるのです。また、淡路ビーフの脂質は、人肌で溶ける程に融点が低いことが特徴です。旨み成分であるオレイン酸やイノシン酸も豊富に含んでいることから、舌触りが良く、甘味や肉本来のコク、まろやかな味を存分に味わえます。
返礼品では数種類の部位が選べますよ。部位によって味わいも違いますので、好みや気分に合わせて肉を選ぶのも楽しいですね。
淡路ビーフ サーロインステーキ(寄付金額 10,000円)
内容:淡路ビーフサーロインステーキ(ステーキ用)
約180g×1枚入り
ドラゴンクエストグッズ(洲本市HP)
最後にご紹介するのは、あの人気ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」グッズ。
新しく返礼品に登場すると、あっという間に品切れとなる盛況ぶりです。スライムをはじめとした人気キャラクターのぬいぐるみやフィギュア、マグカップ、スマートフォンケースなど、種類も豊富にあります。でも、なぜドラクエグッズが洲本市の返礼品に?
実は、ドラクエシリーズの生みの親であるゲームデザイナー・堀井雄二さんは洲本市出身なのです。その縁から、市側が交渉し、実現したそうです。次回の新グッズ登場も見逃せません。
洲本市内には、銅製のロトの剣と盾、スライムの記念碑も建てられているので、実際に現地を訪れてドラクエの聖地巡礼を楽しむのもいいですね。
ドラゴンクエストグッズ
10月6日(金)15:00より「ドラゴンクエストグッズ」の第7弾の受付が開始されました。
ご希望の方はお早めにお申込下さい。
3つの魅力アップ事業に注がれる寄付金
洲本市への寄付金は、大きく3つのテーマに活用されています。
・活気のある洲本づくりの推進
・豊かな自然と風土の継承
・洲本の未来を担う子どもたちの夢を実現
「活気ある洲本づくり」では、観光や商工業、農林水産など産業の振興や活性化に使われます。2つ目の「豊かな自然と風土の継承」は、資源循環型社会の事業などに、子供たちのためには、学校教育環境の充実や子育て支援の推進に利用されています。
実際に、ふるさと納税を財源として実施した事業で、実施前より2倍以上の地元への経済効果があったり、乳幼児等の医療費の無料化が実現したりしています。
洲本市を応援する気持ちを、力を入れてほしいと思う事業分野に具体的に反映させることができるのは、うれしいですね。
新五色浜県民サンビーチの夕日
近年は、都市部から移住、定住する人も増えている洲本市。それだけ、美しい自然や食の豊かさに魅了されてしまう人が多いということなのかもしれませんね。
ぜひ現地を訪れ、五感をフルに使って洲本市の魅力を満喫してください。