富士吉田市は富士山の裾野にある自治体です。文化や食生活にも富士山の影響が色濃く、近代的な建物からも、時刻ごとの富士山の情景が見えるというまさに「富士山と共にある自治体」なのです。ふるさと納税の返礼品にもぎゅっと富士山が詰まっている「富士吉田市」の魅力を徹底解説します。
いつだって富士山がある富士吉田市の魅力
山梨県富士吉田市は、名前に「富士」という名前を冠しているところからおわかりいただけるように、富士山との縁が深い自治体です。
富士吉田市は富士五湖の近隣にあり、富士山からは北部に位置します。また、富士山の裾野にあることから、自治体全体の標高が高く、高原都市としても知られています。現在は国際会議観光都市にも指定され、明媚な自然だけでなく、国際会議を受け入れるだけの施設やキャパシティを持っている自治体としても知られています。
しかし、これだけではどんな自治体なのか、なかなか想像できないことでしょう。では、こんな光景を想像してみてください。
富士吉田市では、いたるところから富士山の姿が見えます。自治体役所や会議施設の窓を開けると、朝は紅に染まった富士山が見えます。夕方は見事な橙色に染まった富士山が見え、夜は夜景に彩られた富士山が、それはもうくっきりとそびえ立っているところを目にすることができるのです。
富士山は日本の象徴です。日本を代表する山ですから、写真やテレビの映像で目にした経験のない人は皆無ではないでしょうか。しかし、四季折々、時刻それぞれの富士山の表情をつぶさに観察できるのは、富士山の近隣にある自治体特有の特権です。富士山の裾野にある富士吉田市は、まさに「富士山の表情を一秒単位でつぶさに見られる自治体」なのです。どうです、情景を思い浮かべることができたでしょうか。
富士吉田市のホームページには「ここにはいつも富士がある」と謳っています。市の愛唱歌でも「ここにはいつも富士がある」と歌われています。そう、まさに富士吉田市は、「おはよう」から「おやすみなさい」まで富士山とともにある自治体なのです。
国際会議観光都市にも指定され、市内には多くの施設があります。また、富士吉田市には有名な「富士急ハイランド」もあります。富士急ハイランドは各種のアトラクションやコラボレーションで人気を博しているレジャー施設です。絶叫マシンなどはまさに現代を代表する娯楽の一つではないでしょうか。そんな近代の象徴でもあるレジャー施設と、日本の象徴ともいえる富士山が見事にコラボレーションしているところも富士吉田市の大きな特徴です。
ふるさと納税も富士山とともに
富士山と近代のコラボレーションが魅力の富士吉田市は、食の面で見ても魅力的な自治体です。
富士吉田市は自治体全体の標高が高いため、古くは米作りに向かない土地でした。そのため、近年に至るまで、富士吉田市はあまり米作りが行われていなかったのです。しかし、周囲に湖や川という水源があることを利用し「水掛麦」という独特の麦作方法で、粉物を中心に食生活を発展させました。
現在は稲作も盛んに行われていますが、おめでたい日には「うどん」が振る舞われるなど、粉食文化が色濃く残っています。「ほうとう」なども、富士吉田市では古くから愛される料理です。確かにほうとうやうどんは粉で作られる料理です。
自治体内ではそうした食文化の集大成である「吉田うどん」が名物料理をとして観光客の人気を集めています。自治体内には数十軒以上の吉田うどんのお店が存在し、観光客に富士吉田市の歴史が詰まったうどんを振る舞っているそうです。吉田うどんには、富士吉田市の特産品の一つである馬肉なども使われるとか。
この他に、富士吉田市は古くから薬草の町でもあります。富士山の北嶺は水が美しく、薬草を育てるにはもってこいの地域です。現在も市内には富士山を望む薬園があり、薬草の栽培が行われています。
薬草栽培や地域の特徴を生かした粉物文化には、富士吉田市が日本の象徴である富士山の裾野に存在するという背景があります。この土地ならではの食文化や歴史も、まさに「富士山とともにあった」と言えるでしょう。
富士吉田市の返礼品
さて、そんな富士吉田市はふるさと納税も魅力的です。富士吉田市を表現するキーワードはなんといってもここまででご説明した「富士山」「粉物文化」「近代と日本の象徴が交錯する景色」などです。ふるさと納税の返礼品はキーワードを象徴するような素敵な品物ばかりです。
富士山の溶岩と共に煎ったコーヒーのセットや、富士山の湧水で育てたサーモン、そして富士吉田市の名物料理である吉田うどんや馬肉、美しい水で育てられた果物などが返礼品に並んでいます。
富士山麓ぶれんど ドリップバックコーヒー3種セット (寄付金額 5,000円)
注文されてからの焙煎、包装する。とても新鮮な珈琲です。そのうえ焙煎過程では富士山の溶岩と共に珈琲豆を煎り上げています。
富士五湖セット(うどん×6食、ほうとう×4食) (寄付金額 5,000円)
山梨県産小麦粉使用、天然塩、富士山の湧水を使いコシの強いもちもちした吉田のうどんに仕上げました。
富士山はパワースポットとしても知られ、雄大な自然のパワーをいただこうとたくさんの観光客が訪れます。富士吉田市にも富士山をご神体とする神社が存在し、地元の人々から愛されています。ふるさと納税の返礼品の中には御朱印帳もありますので、ふるさと納税で御朱印帳をいただき、その御朱印帳を持って富士吉田市に足を運んでみるのはいかがでしょう。
吉田の火祭り(富士吉田観光HP)
富士吉田市の明媚な自然を満喫できる観光優待などもお勧めです。富士吉田市では、富士山の山じまいである8月下旬に日本三奇祭「吉田の火祭り」も行われます。早めにふるさと納税の返礼品をチェックして、お祭りの時期に合わせて観光計画を立ててみるのはいかがでしょうか。
ふるさと納税返礼品紹介(レジャー・観光・物品編)
「FUJIYAMA」でお馴染みの富士急ハイランドや絶景の富士山が一望できる高級ホテル、富士吉田市の製造業の中核を担うシチズン時計、富士山の湧き水による先染め織物は本市を代表する特産品です。
寄付も富士山の保護に使われている
朝倉山浅間神社から見た富士山
富士吉田市がふるさと納税で集めた寄付金は、返礼品の準備のために自治体内の特産品を購入することにも使われています。寄付金を地元の特産品である吉田うどんや馬肉の仕入れに使えば、その分だけ地元産業にお金が巡り活発になるという良い循環が生まれます。この他には、地元住民の福祉や健康のためにも使われています。
また、忘れてはならないのが、富士吉田市のふるさと納税寄付金は富士山の環境保護にも使われているという点です。富士山は日本の象徴であると共に、富士吉田市の象徴でもあります。富士山の裾野に存在する富士吉田市だからこそ、寄付金を富士山保護に活用し、象徴として美しい姿を守ろうと尽力しています。
ふるさと納税をする際に寄付金の使い道を指定することも可能です。富士吉田市の環境保護や住民福祉への取り組みについてよく考えて、賛同する事業へと寄付の使途指定をしてみてください。使途の指定がない場合は、富士吉田市側で必要な事業を考えて寄付金を適切に使います。
富士山の北嶺に広がる「富士吉田市」はまさに富士山と共にある自治体です。市内の各所から見える明媚な富士山は、日本の象徴であると同時に富士吉田市の象徴でもあります。食生活や文化もまさに富士山の裾野特有の地域性を生かしたものであるといえるでしょう。美しい景色と近代が見事にマッチした自治体、それが富士吉田市なのです。
富士山と共にある富士吉田市。注目したい素敵な自治体です。