北海道という広大な土地に位置する上士幌町。人口5,000人程度の小さな町ですが、実はふるさと納税額は北海道No1!人気の理由は、数多くのメディアに取り上げられる返礼品 です。豊かな環境で育った牛の牛乳で作ったジェラートやミルクジャム、そしてお肉は特に大人気。今回は上士幌町の魅力、人気返礼品たち、そしてふるさと納税の使い道までご紹介します。
ふるさと納税北海道No1!小さな上士幌町の大きな魅力
三国峠
上士幌町は北海道十勝地方の北部に位置する小さな町です。北海道といえば十勝地方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?どこまでも続いていきそうな雄大な自然が魅力の十勝地方、その北部に位置するのが上士幌町です。なんと町内の約76%が森林地帯となっています。緑豊かな上士幌町では、時の流れがゆったりとしていて、のんびりとリラックスした時間を過ごすことができますよ。
小さな町ですが、上士幌町には観光地がたくさんあります。今回は厳選して2つの観光地を紹介します。まず1つ目が糠平湖(ぬかびらこ)です。糠平湖は北海道で2番目に大きな人工湖。1年を通して釣り人が訪れ、周りには温泉街もある人気観光スポットです。
タウシュベツ橋
糠平湖には国鉄士幌時代に使われていた古い橋梁が残っています。橋梁はいくつかありますが、注目はタウシュベツ川橋梁。美しいアーチ形のタウシュベツ川橋梁の別名は「幻の橋」。
実はタウシュベツ川橋梁を見ることができるのは、1月から7月ころまで。橋がかかる糖平湖の水かさが6月から増えるため、橋も同時に沈み始めます。そして8月ころには完全に湖底に沈むのです。季節によって見え隠れするため、タウシュベツ川橋梁は「幻の橋」とも呼ばれます。
三国峠
もう1つ注目すべき観光スポットが北海道の標高で一番高い三国峠。なんとその高さは1,139mにも及びます。春から夏にかけては緑の樹海、秋は色鮮やかな紅葉を峠から見ることができます。ドライブしながら見る景色は、言葉で言い表すことができません。また展望台にある三国峠cafeでは美味しいコーヒーやソフトクリームを味わうことができますよ。cafeのコーヒーは絶品と大評判なので、訪れた際にはぜひ味わってみてください。
総面積696.00平方キロメートルという小さな町の上士幌町ですが、ふるさと納税額は北海道No1。なんと平成28年度には2億円以上もの寄付金を集めています。上士幌町がここまで人気の理由はたくさんありますが、やはり一番の理由は返礼品として贈られる町の特産品でしょう。
上士幌町の人気返礼品は北の大地が作り出す食材たち
生まれ故郷はもちろん、応援したい自治体に寄付するふるさと納税。一定額の金額を自治体に寄付した際に贈られる返礼品が、ふるさと納税の魅力の1つですよね。上士幌町に寄付した際に贈られる人気返礼品は、北の大地が作り出す絶品の食材たち。今回は特に人気の返礼品3つを紹介します。
アイス工房ドリームのジェラート(自治体ホームページ)
1つ目は牧場搾りたてのミルクを使ったジェラート。数々のメディアに取り上げられ、累計申込数が6万件を超えた超人気の返礼品です。提供しているアイス工房ドリームは、北海道で1番の出荷乳量を誇るドリームヒル直営のアイス工房。口当たりが非常にいいのに、コクがたっぷりとあるのが特徴です。
牛乳に夢をのせて、アイス工房ドリーム
「上士幌町の牛からこんなに美味しいジェラートが出来るんだよ」そんな想いから始まった牧場カフェ。卵は一切入れず、牛乳本来のフレッシュさが凝縮され、くせになる味わいです。
十勝しんむら牧場ミルクジャム(自治体ホームページ)
2つ目の人気返礼品はミルクジャム。提供するのは十勝しんむら牧場です。牧場で生産された濃厚な放牧牛乳とグラニュー糖だけをじっくりと煮詰めて作ったミルクジャムには、大地の恵みがたっぷりと詰まっています。ミルクジャムはパンやスコーンに使ったり、ケーキにも使ったりできます。プレーン味のほかにもバニラ、シナモン、モカ、抹茶なども付いてきます。
十勝ハーブ牛サーロインステーキ(自治体ホームページ)
3つ目の人気返礼品はお肉です。北海道の主役は、広大な牧場で大切に育てられた牛たち。十勝の涼しくて、低湿度の気候と騒音のない環境は牛たちにピッタリ。ストレスを感じることなく、のんびりと健康に育った牛たちのお肉はまさに絶品です。自然なうまみがのった赤身とほどよく溶けるサシがまじりあったお肉は、まず目で楽しんで、口で楽しみましょう。特に人気のお肉は、17種類ものハーブを混ぜた餌で育った十勝ハーブ牛。北海道でしか味わうことができない絶品お肉をふるさと納税で味わうことができるのです。
十勝ハーブ牛 サーロインステーキ(寄付金額:10,000円)
内容量:360グラム×2枚
賞味期限:出荷日から冷凍で20日
ふるさと納税は子どもたちのために使われている!
上士幌町に寄付したふるさと納税は主に、子どもたちと子育て世代の人々のために使われています。実は上士幌町は過疎化が続いていた町で、平成26年には人口が4,884人でした。しかし、日本全国からのたくさんの寄付金のおかげで子育てしやすい環境つくりをすることができています。主な使い道は以下の通りです。
・認定こども園を10年間完全無料化
・中学生までの医療費無償化を高校まで拡大
・公営塾開設事業
・道の駅建設計画の開始
上士幌町はふるさと納税のおかげで、町に活気が戻りつつあります。返礼品の需要が拡大しているため地元の企業が自信をつけただけではなく、雇用の拡大化や新商品の開発も積極的に行われています。何よりも急速に進んでいた人口の減少がストップして、66人もの人口が増加したのです。あと少しで町に元気が戻ります。あなたの寄付金が輝かしい将来を持つ子どもたちのために使われると知ると、なんだかいい気分ですよね。
5,000人が住む小さな町、上士幌町にはとっても大きな魅力があります。北海道の豊かな自然が生み出した食材たちは、ぜひ一度食べてみてください。実際に、上士幌町の返礼品のリピーターになる方はたくさんいますよ。何よりもあなたの寄付金が子どもたちの未来を一層輝かせ、町に元気を取り戻させることを思うと行動を起こしたくなりますよね。