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日本初の「世界ジオパーク」認定!新潟県糸魚川市で人気の返礼品とは?

2017.11.21

新潟県糸魚川市(いといがわし)は、新潟県の最西端に位置しています。日本で初めてユネスコの「世界ジオパーク」に認定され、海と緑に包まれた自然豊かな景観が魅力です。日本の国石「ヒスイ」の名産地としても知られ、世界最古のヒスイ文化発祥の地ともいわれています。自然と伝統に彩られた糸魚川市で、人気の返礼品とは?早速、糸魚川市のふるさと納税の魅力に迫ってみましょう!

大地の公園!?新潟県糸魚川市の魅力とは?

美山公園展望台から南を望む

糸魚川市は、新潟の最西端に位置するまち。長野県と富山県に隣接しており、目の前には壮大な日本海が広がります。市の面積は、東京23区の合計を上回る746.24㎢。広大な土地には、4万5千人ほどの人々が暮らしています。東京23区内の人口は920万人以上ですので、のんびりしたまちだと想像できるのではないでしょうか?

早朝の親不知

ちなみに糸魚川市には、糸魚川という川はありません。市名のいわれには所説ありますが、市内の川に糸魚(イトヨ)という魚がたくさん棲んでいたという説、新羅から日本に渡った集団が「糸井」姓を名乗ったのが始まりという説が有力です。ただし「糸井」がなぜ「糸魚」になったのかなどの疑問も残り、市名の由来は現在も謎のままとなっています。

親知らず(糸魚川市観光協会HP)

糸魚川市を語る上で欠かせないのが、圧倒的なスケールを誇る自然の恵み。糸魚川市は2009年に日本で初めて、ユネスコの「世界ジオパーク」に認定されました。「ジオ」は「大地」、「パーク」は「公園」を意味しており、地域の貴重な「地質の宝もの」、自然や文化を守ることを目的として創設されたプログラムです。ジオパークに認定された地域は、自然を保護し、多くの人がその美しさや貴重さを楽しめるように教育や観光活動に活かしていくことになります。糸魚川市には、新潟県最高峰・標高2,766mを誇る「小蓮華山(これんげさん)」、標高2,462mの「火打山(ひうちやま)」、1,963mの「雨飾山(あまかざりやま)」などが広がり、起伏に富んだ独特の景観を呈しているのが特徴です。まさに、自然の恵みあふれる「大地の公園」、それが糸魚川市の大きな魅力です。
  

独特の景観といえば、糸魚川市を代表するスポットが「親不知・子不知(おやしらず・こしらず)」。段階絶壁が日本海に落ち込み、かつては交通の難所「天下の険(てんかのけん)」として知られていました。北陸道を進むには、断崖絶壁の下にある海岸線を渡るしかなく、まさに命がけの道のりだったのだそう。明治天皇の巡幸をきっかけに、明治16年(1883年)には断崖を削った街道が完成します。
  

親不知コミュニティロード

昭和41年(1966年)には国道8号が完成し、昭和47年(1972年)からは北陸自動車道の整備が進められました。そのため、当初造られた街道は「親不知コミュニティロード」と呼ばれ、現在は遊歩道として利用されています。遊歩道から見下ろす断崖絶壁は、圧巻の極みです!

弁天岩(糸魚川市観光協会HP)

国道8号線沿いの「能生(のう)海岸」に浮かぶのが、「弁天岩(べんてんいわ)」。100万年ほど前に海底火山が噴火してできた岩で、漁船の道しるべである白い灯台がシンボルになっています。灯台には、海の神様として知られる「厳島(いつくしま)神社」が併設されていて、全国でも珍しい独特の景観を呈しています。2016年には、紅と緑のコントラストや美しい夕日が称えられ、国土交通省などが主催する「海と日本プロジェクト」で「恋する灯台のまち」に認定されました。目の前に広がる日本海と神様のご利益にあやかれば、恋人との距離を一気に縮められるかも!

ヒスイ峡(糸魚川市観光協会HP)

糸魚川市は、緑色の宝石「ヒスイ」の名産地として知られています。日本各地の古代遺跡では、たびたびヒスイが出土していました。長い間ヒスイは、外国産だと考えられていましたが、昭和13年に糸魚川市の「小滝川(こたきがわ)ヒスイ峡」で、ヒスイらしき石が発見されます。昭和14年には、発見された石がヒスイであると確認され、糸魚川市のヒスイは、5億2,000年前にできたものだと解明されました。
  

現在は糸魚川市のヒスイは、世界最古のものだと考えられています。5,500年ほど前の縄文時代には、ヒスイを加工した装飾品が流通していたとの記録も。現在日本の遺跡から出土するヒスイは、全て糸魚川産のものであると想定されています。2016年には、日本の国石としてヒスイが選定されました。小滝川ヒスイ峡を訪れて、5億年以上前の日本を想うのもロマンティックですね!

高浪の池(糸魚川市観光協会HP)

ヒスイ峡の近くには、深さ13mの「高浪(たかなみ)の池」があります。自然豊かな池では、巨大魚の目撃が相次いでいるという情報も!池の背景には「明星山(みょうじさん)」がそびえ、水と緑が織りなすコントラストを楽しむことができます。明星山は、約3億年前のサンゴ礁からできた山なのだそう。ヒスイ峡もそうなのですが、歴史が億単位になると、スケールが大きすぎてイメージがわきませんよね……。ならばこの目で確かめて、スケールの大きさを肌で感じてみるのも解決法!明星山は、ロッククライミングの名所としても有名ですよ◎

糸魚川市で人気の返礼品とは?

ヒスイお守り・切手セット(糸魚川市ふるさと納税)

糸魚川市の返礼品で、絶対に外せないのがヒスイ。ヒスイは古くから中国などでも人気があり、壊れにくいことから、装飾品や器などにも利用されてきました。ヒスイのご利益には所説ありますが、「仁・義・礼・智・信」の五徳を備えた石として、人徳を得られるという効果が期待できるのだそう。
  

天然石であることから、ひとつひとつ色合いや形状が異なります。お守りとして身につけていれば、ご利益がありそうですね!

ヒスイお守り・切手セット(寄付金額 10,000円)へのリンク

ヒスイお守り・切手セット(寄付金額 10,000円)

内容:ヒスイのお守り×1個・ヒスイ切手×1枚
「国の石」選定記念

 

コシヒカリ「ひすいの雫」「新之助」(糸魚川市ふるさと納税)

自然豊かな糸魚川市では、お米の返礼品も人気を呼んでいます。火打山を源とする「早川」の清らかで冷たい水のおかげで、稲もしっかりと育ち、大粒でツヤがあるお米が完成しています。田園には夜になると、ホタルが舞い踊るほど澄み切っているのだそう。お米の返礼品は日本各地で人気がありますが、いろいろと食べ比べしてみるのも楽しそうですね◎

コシヒカリ「ひすいの雫」「新之助」 食べ比べセット(寄付金額 20,000円)へのリンク

コシヒカリ「ひすいの雫」「新之助」 食べ比べセット(寄付金額 20,000円)

内容:各5kg×1袋
※真空パックでお届けします。

 

ベニズワイガニ(糸魚川市ふるさと納税)

糸魚川にある道の駅「マリンドリーム能生」は、日本海側最大級のベニズワイガニ販売所。ベニズワイガニは日本海の深海に生息しており、生でも赤いことからベニズワイガニと呼ばれています。水分が多いため身がやわらかく、甘みがあるのが特徴です。糸魚川の返礼品では、鮮度そのままに冷凍したベニズワイガニを送付してくれます。

ベニズワイガニ(寄付金額 30,000円)へのリンク

ベニズワイガニ(寄付金額 30,000円)

内容:ベニズワイガニ 3杯

 

ひすい娘(生甘えび)(糸魚川市ふるさと納税)

日本海に流れる「姫川」は、日本有数の「南蛮エビ」漁獲地。姫川沖で漁獲される南蛮エビは、糸魚川の名産ヒスイにあやかって、「ひすい娘」というネーミングで親しまれています。甘くとろけるような食感なので、お刺身や寿司ネタとして食するのがおすすめ◎鮮度抜群の甘エビを、生のまま直送してくれます!

 

ふるさと納税の使い道とは?

糸魚川市では、ふるさと納税の使い道を次の6つから選ぶことができます。
  

1. ふるさとの地域づくり
2. ふるさとの安全安心
3. 未来のひとづくり(子育て支援)
4. ふるさとの伝統文化の継承・支援
5. 市長におまかせ
6. NPO法人・自治組織・まちづくり団体への寄附
  

糸魚川市に寄付したふるさと納税は、主にまちづくりや子育て支援、伝統文化の継承などに利用されています。広大な面積を誇りながら、人口45,000人あまりの糸魚川市。私たちのふるさと納税で、億単位規模の歴史あるまちが、自然と伝統を守り続けてくれたら嬉しいですね!
  

今回は、日本で初めてユネスコの「世界ジオパーク」に選定された、新潟県糸魚川市のふるさと納税に迫ってみました。小さなまちなのですが、スケールの大きい景観が大きな魅力です。ヒスイ文化発祥の地として知られていていることから、今後も歴史的な発見が望めるかもしれませんね!糸魚川市にふるさと納税して、億年数単位の歴史や景観維持にひと役買ってみませんか?

新潟県糸魚川市 ふるさと納税

新潟県糸魚川市へのふるさと納税はふるさとチョイスからお申込頂けます。

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