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平和と祈りのまち「鹿児島県鹿屋市」の歴史とは?ふるさと納税の魅力に迫る

2018.01.23

鹿屋市(かのやし)は、鹿児島県で第3位の人口規模を誇る、大隅半島(おおすみはんとう)の中核都市。壮大なシラス台地が広がり、農業や畜産が盛んなまちとして知られています。実は鹿屋市は、多くの特攻隊員たちが出撃したまちとしても有名です。早速、鹿児島県鹿屋市の詳細と、ふるさと納税の魅力に迫ってみましょう。

鹿児島県鹿屋市って、どんなまち?

鹿屋から望む錦江湾

鹿児島県鹿屋市は、九州の南端・大隅半島のほぼ中心に位置するまち。 面積448.33㎢を誇るまちには約10万人ほどの住人が暮らし、大隅地域の産業や経済の重要な拠点となっています。
  

まちの北西部には、標高1,000m級の山々からなる「高隈(たかくま)山地」、南東部には、標高800~900m級の山々からなる「肝属(きもつき)山地」が連なります。山々の間には、九州南部最大規模のシラス台地「笠野原台地(かさのはらだいち)」が広がり、まちの西部は鹿児島湾、通称「錦江湾(きんこうわん)」に面しています。
  
ちなみにシラス台地とは、火山灰などによってできた台地のこと。本来であれば、水の確保が難しいために農業に適さない土地なのですが、笠野原台地は約6,300ヘクタール、東京ドームに換算すれば約1,350個分という広大な面積を誇ることから、第二次世界大戦後の食糧難によって注目されます。1967年には「高隈ダム」が完成し、豊かな水源に恵まれるようになりました。それ以降、笠野原台地は、鹿児島を代表する畑作・畜産地帯となっています。
  

水と緑に包まれた農業と畜産が盛んなまち、それが鹿児島県鹿屋市です。

鹿屋航空基地史料館 零戦

鹿屋市に足を運んだら必ず訪れていただきたいのが、「鹿屋航空基地史料館」です。1941年に始まった太平洋戦争において、鹿屋市には3つの飛行場がありました。日本で最も多くの特攻隊員が出撃し、1,271名もの尊い命が失われた地として知られています。

二式大艇

史料館には、映画にも登場した「零式艦上戦闘機五二型」や、世界で唯一現存している「二式大型飛行艇」が展示されています。特攻隊員の遺影や遺書も公開されており、戦争で亡くなった若者たちの想いに触れることができます。

掩体壕(えんたいごう)(鹿屋市HP)

市の中心部にある川東町(かわひがしちょう)には、海軍航空隊の「掩体壕(えんたいごう)」も残っています。掩体壕とは、空襲などから飛行機を守るためにつくられた格納庫のこと。川東掩体壕は、鹿屋市の指定文化財に登録されています。

地下壕第一電信室(鹿屋市HP)

串良町(くしらちょう)に現存しているのが、「地下壕第一電信室」。この電信室も、川東町の掩体壕と同様に、鹿屋市の指定文化財に登録されています。鹿屋市の地下にある電信室では、串良基地から出撃した特攻隊員たちが送り続ける電信を受信していました。特攻隊員たちは、敵に突入する寸前まで電信を送り続けていたのだそうです。敵に突撃する寸前に、特攻隊員たちはどんな電信を送ったのでしょうか……。

串良平和公園(鹿屋市HP)

串良基地では、約5,000人の練習生が飛行の訓練を受け、実際に多くの若者たちが飛び立ち、犠牲となりました。滑走路として使用された場所は、桜並木の直線道路として生まれ変わり、現在は「串良平和公園」として地域の人々に親しまれています。

荒平天神

鹿児島湾に面した鹿屋市は、海にまつわるスポットも観光名所のひとつ。「荒平天神(あらひらてんじん)」は赤褐色の岩場に建てられた神社で、学問の神様として有名な「菅原道真公」をお祀りしています。岩場へ続く砂の参道は、満潮時になると消えてしまうのだそう。受験シーズンになると、合格祈願などたくさんの人でにぎわいを見せます。
 

鹿児島県鹿屋市で、人気の返礼品とは?

黒毛和牛A5等級サーロインステーキ(鹿屋市ふるさと納税)

鹿児島県といえば、豚というイメージがありますね。もちろん豚も有名ですが、実は牛の名産地でもあるんです。鹿児島県の肉用牛の飼育頭数は、北海道に次いで全国2位(2017年2月現在)。鹿屋市における肉用牛の飼育頭数は、県下No1の実績を誇ります。
  

5年に一度開かれる「全国和牛能力共進会」では、鹿児島県を代表し出品された鹿屋産の黒毛和牛が、2017年に最高賞の「農林水産大臣賞」を受賞しました。「鹿児島県黒牛」は、鹿児島が誇る牛のブランド。きめ細やかな霜降りと、まろやかな味わい、やわらかな食感を楽しめる最高級の黒毛和牛です。鹿屋市のふるさと納税では、サーロインステーキやヒレステーキ、カルビやロースなど、いろんな部位の鹿児島県黒牛を提供していますよ!

 

鹿児島県産黒豚ロース(鹿屋市ふるさと納税)

とはいえ、鹿児島県といえば、黒豚は外せないところ。鹿児島における豚の飼育頭数は、全国No1の実績を誇ります(2017年2月現在)。実は、鹿屋市における豚の飼育頭数も、県下No1なんです。鹿児島県で飼育されている「かごしま黒豚」は、国内最高級の黒豚ブランド。歯切れがよくやわらかなのが特徴で、脂がベタついておらずサッパリとした味わいを楽しめます。もちろん鹿屋市の返礼品でも、かごしま黒豚のいろんな部位を提供しています。

 

焼き芋2種(鹿屋市ふるさと納税)

鹿児島県は、カンショ(さつまいも)の収穫量でも、全国No1となっています(2016年現在)。かごしま黒豚の飼料としても、カンショが使われているのだそう。火山灰の土地でも栽培できることから、シラス台地を抱く鹿屋市でも、カンショは古くから盛んに栽培されてきました。もちろん鹿屋市のふるさと納税では、ホクホクのさつまいもを返礼品として提供しています。最近では、焼酎ブームもあって、鹿屋産の芋焼酎も人気を呼んでいますよ◎

とろ~りホクホク!お芋専門店イチオシの焼き芋2種詰合せ (寄附金額:10,000円)

焼き芋2種類(各種 約1.5kg)
●紅はるか
●安納紅いも

 

鹿屋市に寄付したふるさと納税の使い道は?

鹿屋市に送付した寄付金は、基金として積み立てられ、次の5つの取り組みに使用されています。”ひと・まち・産業が躍動する「健康・交流都市 かのや」”を目指し、特に産業振興や地域経済の活性化に力を注いでいます。
  

1.地域の資源を生かした「地域経済活性化事業」
2.健康・福祉の充実による「すこやか・あんしん事業」
3.教育・文化・スポーツの振興による「人材育成事業」
4.豊かな自然を次代に引き継ぐ「環境保全事業」
5.都市圏のふるさと出身者と鹿屋の連携を強化する「ふるさと会活力推進事業」
  

5「ふるさと会活力推進事業」が独特ですが、鹿屋市では現在、関東や関西をはじめとして7つの「ふるさと会」が結成されています。寄付金の使い道として、7つの組織のなかから具体的な支援先を選ぶことができます。鹿屋市から離れて暮らす人々をふるさと納税の寄付金で支援し、結果的にふるさとの活性化につながる。なんとも素敵な使い道ですね!
  

鹿児島県鹿屋市は、農業や畜産が盛んなまち。日本で最も多くの特攻隊員が出撃したという、悲しい歴史も持ち合わせています。鹿屋市への寄付金は、平和公園の桜植樹などにも利用されています。鹿屋市にふるさと納税して、若くして命を落とした特攻隊員たちを弔い、現代を生きる若者の未来に貢献してみませんか?

鹿児島県鹿屋市 ふるさと納税

鹿児島県鹿屋市へのふるさと納税は特設サイトからもお申込頂けます。

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