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福島県の小さな村「中島村」の主役はみんな

2018.09.13

福島県の南に位置する中島村をご存じでしょうか?
人口約5,000人の小さな村ですが、お米や果実を始めとする農産物の栽培が活発な地域です。
また、子供たちのために国際交流を進めている先進的な村でもあります。
今回は中島村の魅力、人気の返礼品、そして教育事情についてご紹介しましょう。

村民の心を表現する豊かな自然たち

汗かき地蔵(中島村HP)

福島県の南に位置する中島村。
約5,400人の人々が生活を送り、豊かな自然は人々の心を癒します。
平均気温は東北に位置するだけあり、年中通して少し低めです。
1月は最高気温約3℃で、夏場でも最高気温は26~27℃ほど。
冬は東北地方特有の冷たさがありますが、夏場は過ごしやすいです。
 
土地は凹凸が少なく平らなのが特徴的で、トマトやシクラメン、チンゲン菜などの栽培が行われています。
 
明治時代から中島村では苗木生産が活発です。
その技術力には定評があり、現在では郊外に強い緑化木生産が行われています。
生産する苗木は多種多様で、庭木から花木まで、その種類は約200種類にもなるのです。
その苗木生産の高い技術から、とも呼ばれるほど。
 

緑豊かな中島村のテーマが、「みんなが主役、笑顔あふれる、うつくしき中島」
このテーマをよく表現しているのが、村の木と村の花です。
 
村の木に選ばれた赤松は、村民の心意気を表現します。
たくましい幹といつまでも変わらない緑色の葉、そして冷たい環境に耐えながらもしっかりと立つ姿が、村民の質実剛健の心意気に通じるとして選ばれたのです。
 

村の花に選ばれたのがサツキ
サツキは様々な色の花を咲かせ、どれも美しいですよね。
そんなサツキの花びらを村民一人ひとりの良さや個性に例え、村全体の良さに繋げたいという願いが込められています。
 
村の花と木からも、中島村は人と自然が共生する村だとよくわかります。
実際に訪れてみるとわかりますが、村内には夕日が当たって黄金色に染まる田園、一級河川の阿武隈川あぶくまがわ、季節に彩をもたらす四季の花々があります。
ここからは中島村に訪れた際の参考になるよう、絶対に行くべき観光スポットを1つだけ紹介させてください。
 

童里夢公園どりむこうえん

ヨカッペ時計(中島村HP)

童里夢公園は村民の憩いの場。
広い敷地の中には、水の広場やウォーキングコース、バーベキュー広場、植物園まであるのです。
自然の中でのんびりとした時間を過ごせる公園の、最大の目玉が「カラクリ・ヨカッペ時計」
 
モニュメント広場に立つ大きな「カラクリ・ヨカッペ時計」は、日本の音楽シーンを作った音楽プロデューサー小室哲哉氏が寄贈しました。
小室哲哉氏の祖父が中島村出身ということで、寄贈に至ったそうです。
定時になると音楽を奏でる時計目当てに、県外から多くの人々が童里夢公園に訪れます。
 
夜になると時計台はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。
また時計台には三日月が据えられているのですが、この三日月が上がっている間に願い事をすると、願いは叶うという言い伝えもあるのです。
 

人気返礼品は福島の果実たち

ふるさと納税で中島村に寄付を行うと、自慢の特産品を受け取れます。
ここからは、人気の返礼品を2つ紹介しましょう。
 

福島県では桃の栽培が盛んに行われています。
桃栽培では桃を袋にかけるのが一般的です。
しかし福島県内で栽培される桃には、袋かけされることがほとんどありません。
そのため桃は太陽の光をたっぷりと浴び、見た目は強い赤みをおび、甘さは最大限まで高まるのです。
 
中島村は福島県の代表的な桃「あかつき」を出品しています。
しっかりとした歯ごたえと強い甘みの桃は、口にした瞬間、幸福感さえ生み出します。

福島県産 あかつき桃 (寄附金額:10,000円)

約5kg(約15玉~18玉)1箱
※2018年の受付は終了しています。

コシヒカリ

福島県と言えばお米ですよね。実は中島村は良質なお米がとれる日本有数の地として知られています。
特にコシヒカリは、平成28年度産食味ランキングで、最高評価となる特Aを獲得しました。
 
中島村のお米は香り・味・粘り気、どれも高いレベルでバランスが取れています。
炊きたてのほかほかのご飯も美味しいですが、冷めたご飯も美味しいですよ。
まずはお米だけを楽しんで、その後におかずと一緒に味わってみてください。

【中島村産】 29年度産 コシヒカリ (寄附金額:10,000円)

29年度産 コシヒカリ 5kg×3袋 (合計15kg)

子供の教育に力を注ぐ中島村

中島村へ行われた寄付金は主に、子育て支援事業・緑あふれる村づくり事業・自治体にお任せのどれかに使用されます。
中島村では、村民の生活を豊かにするための事業を行っていますが、特に未来を担う子供たちへの教育に大きな力を注いでいます。
子供たちのために数多くの取り組みを行っている中で、今回は2つの取り組みについて紹介します。

村児童館「輝らキッズ」

2017年4月、村児童館「輝らキッズ」が開館しました。
これは村内の小学生と中学生が、一緒になって勉学に励める場です。
 
小学生のためには、村内外から学習ボランティアを公募し、高校生や元学習塾の講師が夏休みの宿題指導などを行っています。
みんなで集まって学習することで、勉強のモチベーションが高まり、苦手な教科の克服もできますね。
 
中学生のためには、学習塾講師が英語と数学を教えます。
小中学生ともに夏休みだけの学習支援ですが、中学3年生には夏休み明け~高校受験直前の2月ごろまで、毎週土曜日の英語と数学の学習サポートが用意されています。
 
8月から2月までの約半年間の間で、基礎学力の見直しから応用問題の取り組みまで行われ、生徒たちは「輝らキッズ」を受験対策に役立てられるのです。
「輝らキッズ」での学習は義務的なものではありません。
自主的に施設を利用するからこそ、学びが習慣化され、学力向上が大きく期待できるのです。
 

マレーシアと国際交流

ジェッセルトン・ポイント(コタ・キナバル)

中島村はマレーシアのコタキナバル市との交流が盛んです。
コタキナバル市は村内の中学校の修学旅行先になっており、将来的には姉妹都市提携を目指しています。
もともとの交流のきっかけは、村内の農家がコタキナバル市の研修生を受け入れたことでした。
 
2014年には中学生の派遣事業が始まり、翌々年からは中学生の修学旅行先となりました。
コタキナバル市は観光業や果樹栽培が有名な地域です。
そんなコタキナバル市へ人材派遣を行うことで、国際感覚を身に着けるだけではなく、将来の地域づくりに活かす能力の獲得を目指しています。
 

中島村は小さな村ですが、村内には豊かな自然があり、農産物の生産が活発に行われています。
子供たちのために教育にも力を注ぐなど、小さいながら元気のある村という印象を受けます。
もし機会があれば、ぜひ中島村を訪れてみてください。
 

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