東京からそれほど遠くない栃木県に現代人のオアシスがあります。そのオアシスとは、那須塩原市。町には約150以上の源泉があり、都会にはない滝や渓谷(けいこく)があります。今回は日々の疲れを癒してくれる那須塩原市の観光スポット、人気返礼品、寄付金の使い道を紹介しましょう。
現代人のオアシスが栃木県にあった
塩原渓谷
東京から約150㎞北に進んだところにある町、それが那須塩原市です。栃木県北部に位置し、標高は200m以上。そのため、夏でも比較的涼しく過ごしやすい町です。那須塩原市の特徴と言えば、雄大な自然。なんと市の半分が火山帯に属しています。火山帯と言えばさまざまなイメージがあると思いますが、やっぱり温泉ですよね。那須塩原市には湯量が豊富な天然温泉がたくさんあります。
乙女の滝
また、自然豊かな景勝地も那須塩原市の大きな魅力。黒磯地区には桜が咲き乱れる黒磯公園や美しい滝などがあります。とにかく見どころ満載の那須塩原市。全部紹介したいところですが、今回は厳選して2つの観光スポットを紹介します。
塩原温泉の紅葉
温泉につからず、那須塩原市を去ることなかれ。那須塩原市最大の魅力は、温泉です!板室(いたむろ)温泉や山の中にある三斗小屋温泉など市内にはたくさんの温泉がありますが、有名なのは塩原温泉郷。
なんと塩原温泉には1,200年という長い歴史があります。塩原温泉郷は、約60件の宿、そして約150か所以上の源泉が集まっているまさに温泉街。温泉はお湯の性質が異なれば、色も効能も異なります。塩原温泉郷のように多様な種類の温泉が集まるのは、全国的に見ても非常に珍しいのです。あなたの好みや目的に合った温泉を選びながら、極上の湯めぐりのひと時を味わえるでしょう。
塩原温泉郷の約80%が森林地帯です。温泉郷に来たら自然も楽しまないと損です。特に渓谷と滝は多くの人々が訪れています。塩原渓谷には数多くのつり橋がかかっており、空中から見下ろす風景は最高です。
もみじ谷大つり橋
注目のつり橋は、もみじ谷大吊橋。ここは恋人の聖地に認定され、「第2回恋人の聖地観光交流大賞」をも受賞しています。記念モニュメントの柵に2人の名前を書いた木札をぎゅっと結ぶといいですね。
沼ッ原湿原
那須塩原市に来たら、ぜひ訪れてほしいのが沼ッ原湿原です。沼ッ原湿原は標高1,230mの広大な湿原。多種多様な動物が住み、四季を通じて美しい花が咲きます。昭和天皇のお気に入りの湿原だと広く知られ、最近では皇太子殿下ご夫妻もお立ち寄りになっているそうですよ。
人気返礼品はおいしさのカタマリ那須和牛
那須の黒毛和牛
那須塩原市のふるさと納税人気返礼品は、何といってもお肉です。栃木県内の農家が愛情をこめて丁寧に育てたとちぎ和牛から雄大な那須高原で育った那須和牛を使用したハンバーグまで。とちぎ和牛はアメリカにも輸出されている日本が誇る国産和牛で、とろける旨みが最大の特徴。ステーキで食べる場合は、肉本来の味を楽しめるよう焼きすぎには注意してください!
那須和牛ハンバーグ(那須塩原市ふるさと納税)
那須の天然水と良質な稲わらで育った那須和牛は、日本を代表する和牛の一つです。那須和牛を使用したハンバーグは、やはり普通のハンバーグとは味が違います。和牛本来の味を力強く感じることができるのに、食感はふわりと軽い。那須和牛のハンバーグは、多くのリピーターを作り続けています。
那須和牛ハンバーグ150g×5個(寄付金額 10,000円)
内容量:那須和牛ハンバーグ(150g)を5個
原材料:那須和牛・玉ねぎ・塩コショウ・パン粉
那須のワイン(那須塩原市観光局HP)
那須塩原市はワインも有名です。有名なワイナリーは渡邊葡萄園醸造。1884年の創業から、130年経った今でも良質な国産ワインを作り続けています。ワイナリーの現当主はフランスで修業を積み、「日本に真のワイナリーを作りたい」という熱い思いを胸に、那須でワイン作りをすることにしました。そんなワイナリーで作られるワインをふるさと納税で味わうことができます。深いルビー色の赤ワインは、豊満でバニラ・果実の香りが鼻腔(びこう)を貫きます。ワイン好きなら一度味わってみるべき、国産ワインです。
750ml赤ワイン2本セット (寄付金額 30,000円)
内容量:750ml×2本(赤ワイン+赤ワイン)
成分表示:ブドウ、酸化防止剤(亜硫酸塩)
※賞味期限1年以上・クール便(冷蔵)配達
寄付金で那須塩原市はより発展する
初夏の塩原湖
ふるさと納税の寄付金は、那須塩原市をより良い町にするために使われます。寄付をする際には、以下6つの項目から寄付金の使い道を選べます。
1.自然環境に関する事業
2.生活環境に関する事業
3.教育・文化に関する事業
4.産業・観光に関する事業
5.保険・福祉に関する事業
6.市長におまかせ
平成27年度は、那須塩原市の美しい環境を守るために寄付金が使われたほか、高齢者が寄り合える「生きがいサロン」の運営費、DV被害者支援団体への補助金、そして市誕生10周年記念式典の費用などに寄付金が使われています。子どもたちの教育のためには、外国語指導助手の派遣費用を寄付金でサポートしています。
寄付金はさまざまな用途でバランスよく使われており、どの用途も那須塩原市の発展につながります。あなたの寄付金が、那須塩原市をより住みやすく、より魅力的な町にするのです。
東京駅から新幹線で約70分という位置にある那須塩原市。町中には、雄大な自然が広がり、数多くの温泉が日々の疲れを癒してくれます。アクセスのしやすさも大きな魅力ですね。ぜひ一度、那須塩原市を訪れて都会では感じられない自然を満喫してください。