佐賀県玄海町の人口は約6,000人、牛の数はそれ以上。玄界灘や豊かな自然に囲まれた玄海町の人気返礼品は、やっぱり海の幸と山の幸牧場でのんびりと育った美味しい佐賀牛や漁師や海女が取ってくる海の幸は、全国の人々を惹きつけます。今回は玄海町の魅力、人気の返礼品、そしてふるさと納税の使い道までご紹介します。
小さな玄海町は壮大な自然に囲まれている
佐賀県の北西部に位置する玄海町は人口約6,000人の小さな町。そんな小さな町は、雄大な自然に囲まれています。西は大きな海域であり、世界有数の漁場でもある玄界灘が隣接し、北・南・東の方角は唐津焼で有名な唐津市と隣接しています。町は緑豊かな山に囲まれ、棚田と呼ばれる美しい田んぼではコシヒカリが作られています。
4月中旬には田んぼに水が張られ、水平線に沈んでいく夕日が海と田んぼの水をオレンジ色に染める光景には思わず涙がこぼれます。5月上旬頃に田植えが終わると、あたりは緑一色。この4月から5月までは日本有数の美しい景色を見ることができます。そして玄海町には3つの注目すべきイベントと観光地があります。
玄海町花火大会
1つ目は花火大会。毎年7月になると、約4,000発の花火が玄海町の夜空を彩ります。また花火大会には、玄海町のおいしい物産品が大集合。過去には玄界灘でとれた鯛の浜焼きや佐賀牛のバーベキューが販売され、無料の大ソーメン流し大会なども行われています。2017年は7月22日に花火大会が開催されました。玄海町を満喫できるイベントなので、機会があればぜひ楽しんでください。
浜野浦海岸の棚田
浜野浦の棚田
2つ目は浜野浦海岸の棚田。棚田とは斜面や傾斜地に階段状に作られた田んぼのことです。浜野浦海岸の棚田は、283枚の田んぼが海岸から山に駆け上がる階段のように綺麗に連なっています。展望台から見る光景は絶景。おすすめは田植えの時期です。田植えの時期には、田んぼに水がためられます。水がたまった田んぼは、まるで無数の鏡のように太陽の光を反射させます。
エターナルロックのモニュメント
実は浜野浦の棚田は恋人たちの聖地にも選ばれています。恋人たちの聖地とは、プロポーズをするのにピッタリな場所のこと。華道家の仮屋崎省吾さん、女優の菊川怜さんなどから構成される委員会によって認定されます。浜野浦海岸に落ちていく夕日は棚田を幻想的なオレンジに染めます。ロマンチックな光景は、恋人たちの距離をぐっと縮めてくれます。エターナルロックと呼ばれるモニュメントも設置されているので、ぜひ恋人と一緒に訪れてみてください。
三島公園
3つ目が自然豊かな三島公園。玄海町は三島公園の自然や景観を壊さないように整備した、自然と共存する公園です。春の三島公園には色とりどりの花が咲き乱れます。特に桜、つつじ、フジの名所として有名です。三島公園内には、仮屋湾に沈む夕焼けを露天風呂から見ることができる玄海海上温泉パレア、毎年10月第4日曜日に開催される秋の例祭で有名な三島神社があります。玄海町の自然と伝統を満喫するなら三島公園で決まり。
玄海町の人気返礼品はやっぱり海と山の幸
呼子大橋と加部島
玄海町は漁業だけではなく農業も非常に盛んです。そのため、玄海町の返礼品で人気なのは海の幸と山の幸たち。ここからは、佐賀県玄海町にふるさと納税をすると贈られる人気の返礼品を3つ厳選してご紹介します。
玄海町産佐賀牛
玄海町産佐賀牛(出典:玄海町役場ふるさと応援寄付金サイト)
1つ目は、玄海町自慢のお肉たち。自然豊かな玄海町の牧場でのんびりと、悠々自適に育った佐賀牛は絶品ピンク色のお肉は柔らかく、口の中に入れると上質な脂が一気に溶けます。焼肉やすき焼きにしてもいいですし、佐賀牛を使用したハンバーグもジューシーで美味しいですよ。
玄界灘が生んだグルメ
真鯛昆布〆炙り(出典:玄海町役場ふるさと応援寄付金サイト)
2つ目は、水産物。玄界灘や仮屋湾で地元の漁師たちが釣り上げた海の幸は、九州を代表する味です。脂ののった甘みがある真鯛、海女が素潜りで水揚げしたサザエ・うに、そして玄海の潮風と天日を浴びた一夜干しなどは日本人の口に合わないわけがありません。
きめ細やかな濃厚アイスクリーム
松本牧場アイスクリーム(出典:玄海町役場ふるさと応援寄付金サイト)
3つ目はスイーツ。玄海町の牧場で育った牛の搾りたて牛乳をふんだんに使って作ったアイスクリームは、軽やかでまろやかな味です。その他にも玄海町で栽培されている甘いミカンやいちごをたっぷりと使ったスイーツは老若男女に愛されています。紅茶・コーヒーはもちろん、お茶とも合うさっぱりとした味わいが特徴です。
町の魅力発信と子どものためのふるさと納税
佐賀県玄海町はこれまでにふるさと納税をさまざまな事業に活用しています。特に力を入れているのが、人材育成事業と観光推進事業です。子どもたちのために図書館の本を購入したり、通学バスを購入したりしています。また中学3年生まで医療費の無償化や予防接種事業など健康面にも力を入れているようです。
観光事業では、ふるさと納税返礼品の魅力をさらに発信するために玄海町フェアの開催、車両に宣伝イラストを付けて玄海町のアピール、そして全国棚田サミット事業の準備費に活用されています。
玄海町は長期展望でふるさと納税の施策を進めています。すべては、豊かな自然と子供たちの将来を守るため。玄海町は本当に素晴らしいところなので、ふるさと納税だけではなく、ぜひ一度足を運んでみてください。
玄界灘と隣接し、町のいたるところでは山や田んぼを見ることができる玄海町。そんな自然豊かな玄海町の魅力は豊かな山の幸と海の幸でしたね。ふるさと納税をすることで、子どもの将来と玄海町のかけがえのない自然を守ることができます。機会があればふるさと納税をして、玄海町の返礼品でお腹いっぱいになってください。