ふるさと納税を始めよう!
仕組みと手続き、自治体と返礼品を完全ガイド

100メートルの鯉のぼりが空を舞う!?埼玉県加須市の魅力

2017.11.08

埼玉県加須市(かぞし)は緑豊かな町です。市内では数多くの農産物が生産され、お米の生産量は埼玉県ナンバーワン!またうどんの町、鯉のぼりの町としても有名で、全国各地からたくさんの観光客を集めています。そんな加須市の人気返礼品は、やはり農産物やうどん。寄付金は主に子どものために使用されます。今回は埼玉県加須市の魅力と人気返礼品について紹介しましょう。

世界一大きな鯉のぼりが空を舞う町加須市

水草ホテイアオイの群生地

埼玉県の北東部に位置する加須市は、農産物が豊富に取れる田園都市として広く知られています。なんと市内のおよそ半分が農地で、米(収穫量県内1位)、トマト(県内2位)、そば(県内3位)などたくさんの農産物を生み出している都市です。

ジャンボこいのぼり(利根川河川敷 緑地公園)

農産物生産量も優れていますが、加須市を語るうえで絶対に忘れてはいけないのが、鯉のぼり。加須市は日本有数の鯉のぼり生産都市です。毎年恒例の加須市民平和祭では、巨大な鯉のぼりが空を優雅に舞います。2017年には、全長100メートル、体重330キロのジャンボ鯉のぼりが集まった12万人の観客を魅了しました。

こいのぼり作成風景(加須市HP)

加須市の鯉のぼりの歴史について少し紹介しましょう。加須市で鯉のぼりの製作が始まったのは、明治時代の初めです。製作者は鯉のぼり職人ではなく、傘や提灯(ちょうちん)の職人たちでした。始めから鯉のぼり作りを本業としていたのではなく、副業として始めたのです。彼らが扱ったのは鯉のぼりだけではなく、ひな人形などの季節を彩るものたち。季節の際に必要なものを扱うことから、際物屋(きわものや)と呼ばれました。
  

加須市の際物屋の転機となる出来事が1923年に起こります。この年に関東大震災が起こり、東京の際物屋の数が少なくなるのです。鯉のぼり探しをしていた問屋が見つけたのが、近郊にあった加須市の際物屋。その丁寧な作りに東京の問屋はひどく感心し、それ以降注文が殺到するようになったそうです。

ジャンボこいのぼり(加須市HP)

鯉のぼり製作といえばプリントが基本です。しかし、加須市で鯉のぼり製作を営んだ橋本弥喜智商店は手書きの鯉のぼりを作るということで全国に知れ渡ります。また橋本弥喜智商店は、現在の天皇陛下が初節句を迎えたときに木目製の手書き鯉のぼりを献上しているんですよ。平成28年に橋本弥喜智商店は閉店し、創業から109年の歴史に幕を閉じましたが、加須市内にはまだ3件もの鯉のぼり製造業者があるのです。
  

加須市に来たら、ぜひ訪れてほしいスポットがいくつかあります。今回は絶対に訪れてほしい観光スポットを1つ紹介しましょう。

龍蔵寺

その観光スポットとは、1355年に教蔵上人により創建された龍蔵寺(りゅうぞうじ)。本尊は木像の阿弥陀如来像で、これは1293年に開眼(仏像に目を書き込み魂を入れること)されたものとして知られています。この像は法然上人の弟子、親鸞(しんらん)の周辺にいた人々が造ったもので、胸の内側には11月28日と親鸞の命日が彫られています。

龍蔵寺の大イチョウ(加須市HP)

歴史ある龍蔵寺の最大の見どころは、大銀杏(おおいちょう)です。幹回り約4.3メートル、高さ約20メートルの立派な銀杏は、龍蔵寺創建にまつわる話と大きく関わってきます。龍蔵寺が建てられる前、加須市内にある利根川に白龍が棲んでいました。住人たちを悩ませる白龍を教蔵上人は退治します。
  

白竜を退治した際に、頭と尻尾があった場所に上人は銀杏を植えました。頭の銀杏は龍蔵寺の大銀杏として立派に育ち、尻尾の銀杏は諏訪神社の大銀杏となりました。龍蔵寺の大銀杏は市の指定文化財です。非常に立派なので、ぜひ見て圧倒されてください。

かぞブランドを返礼品で堪能できる

手打ちうどん(加須市HP)

うどんと言えば香川県だと思いますが、埼玉県は香川県に次ぐうどん県として有名です。特に加須市のうどんは加須うどんとして広く知れ渡っています。加須うどんの特徴は、しっかりとしたコシの強さとつるっとした喉ごし。手打ちうどんでは、「寝かせ」と「足踏み」が重要なステップとなります。加須うどんは通常の倍以上の「足踏み」を行うため、コシが強くなるのです。
  

また夏場は細うどん、冬場は太うどんなど季節によって麺の太さも変えるなど、加須市内のうどん店は工夫に工夫を重ねています。そんなうどんを返礼品で楽しむことができるのです。また、手打ちうどん会加盟店共通お食事券もあるので、ぜひお店のうどんを食べ比べしてみてください!

手打うどん会加盟店共通 お食事券(寄付金額 10,000円)へのリンク

手打うどん会加盟店共通 お食事券(寄付金額 10,000円)

内容:お食事券(約1年間有効)
●取扱店 加須手打うどん会 事務局 加須市商工会

 

北川辺こしひかり(加須市HP)

2つ目に紹介したい返礼品は、お米です。加須市のお米生産量は埼玉県一!お米が作られる田んぼにはイナゴや赤とんぼなども生息していて、自然豊かです。生産者が手塩にかけて育てたお米は、ほかのお米よりもふっくらとして甘さが際立ちます。

 

いちじく(加須市HP)

加須市が「イチジクの里」と呼ばれることはご存じですか?イチジクは栽培管理が比較的簡単なので、今でも加須市内のイチジク栽培面積は増加しているそうです。加須市で収穫されるイチジクは、びっくりするくらい甘いです。また美容効果も満点!返礼品では生イチジク(季節限定)はもちろん、ようかん、ジャム、シャーベットなどの加工品がたくさんあります。甘いイチジクを食べることで、心も体も喜ぶこと間違いありません。

あまい生いちじく(寄付金額 10,000円)へのリンク

あまい生いちじく(寄付金額 10,000円)

内容:旬な生いちじく400g×4パック)
※お早めにお召し上がりください。

美よ志のいちじく和菓子詰合せ(寄付金額 10,000円)へのリンク

美よ志のいちじく和菓子詰合せ(寄付金額 10,000円)

内容:無花果羊かん×1本(消費期限 14日間)・無花果最中×5個(消費期限 5日間)

 

寄付金で教育豊かな街づくりを!

ふるさと納税の寄付金はさまざまな用途で使用されます。豊かな自然を守るため、公共交通を充実させるため、地域医療体制を充実させるため、町おこしのためなど使い道は本当に多種多様。
  

数ある使い道の中でも、加須市が特に力を入れているのは教育です。加須市の将来を担う子供たちに豊かな教育を与えられるよう人材育成に力を注いでいます。寄付金は奨学制度(河野博士育英事業)にも充てられ、一人でも多くの子供が教育の機会を掴める体制を整えているのです。
  
  
埼玉県加須市は豊かな自然に恵まれた町です。農産物のほかに鯉のぼりや歴史あるお寺など見どころ満載!ふるさと納税で寄付をすると、寄付金は町の発展のために使われ、加須市の名産品を返礼品で楽しめる、まさに一石二鳥ですね!機会があれば、ぜひ加須市に訪れてみてください。

埼玉県加須市 ふるさと納税

埼玉県加須市へのふるさと納税は、ふるさとチョイスよりお申し込み頂けます。

この記事をシェアする

この記事に関連したタグ

関連記事

同じカテゴリの人気記事

最近の記事

新着記事一覧を見る

AREAエリア

CATEGORYカテゴリー

TAG気になるタグ

RANKING人気の記事