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日本最後のカワウソを目撃!?謎多き「高知県須崎市」の魅力に迫る

2018.03.22

高知県須崎市(すさきし)は、海と緑に包まれたのどかなまち。土佐湾に面していることから、魚貝類の宝庫として知られており、ふるさと納税の返礼品でも新鮮な魚や貝が人気を呼んでいます。一見普通のまちなのですが、日本で最後にニホンカワウソが確認されるなど、気になる話題が盛りだくさん!早速、高知県須崎市の詳細と、ふるさと納税の魅力に迫ってみましょう。

魚貝類の宝庫!高知県須崎市の概要は?

海岸に寄せる白波

須崎市は、四国にある高知県のほぼ中央に位置しています。面積135.44㎢のほとんどが山林で占められた、緑豊かな自然あふれるまち。市は東西に長いのが特徴で、南は土佐湾に面し、約120㎞にもわたる海岸線を有しています。海岸線は複雑に入り組んでおり、須崎湾や浦ノ内湾などの入り江が広がります。入り江とは、海岸などが陸地に入り込んだ地形のこと。リアス式海岸とも呼ばれていますね。
 

横波黒潮ライン

市の西部にある横波(よこなみ)半島も、リアス式海岸で形作られています。半島と市の中心部をつなぐ道路は「横波黒潮ライン」と呼ばれている、日本有数のドライブルート。1974年に完成した道路で、断崖の尾根にそって約19㎞の道のりが続きます。南には土佐湾、その先に広がる太平洋を望め、北には穏やかな浦ノ内湾を眺めることができます。天気の良い日には、遠く足摺岬(あしずりみさき)まで見渡すことができますよ。
 

土佐湾に面した須崎市は、日本有数の漁業のまちとしても知られています。魚貝類の種類は全国でもトップクラスで、季節ごとにいろんな種類の魚や貝などが水揚げされます。太平洋の暖流、黒潮の恵みを受けていることから、新鮮で身が引き締まったお魚を楽しめますよ◎
  

須崎市の名物が、メジカのお刺身。「宗太鰹(そうだがつお)」とも呼ばれるカツオで、8月から9月頃に旬を迎えます。生まれて一年以内のメジカは「新子(しんこ)」と呼ばれていていて、鮮度が落ちやすいため、船上や漁港に近いところでないと、生で食べることができません。
 

毎年9月になると、須崎市では「新子まつり」が開催されます。この時期にしか味わえない新子を求めて、たくさんの人々でにぎわいを見せます。鮮度が決め手なので、ふるさと納税の返礼品として、新子は取り扱いされていません。須崎市を訪れる機会があれば、是非とも8月から9月を選んで、新子独特の歯ごたえを楽しんでみましょう!
 

ニホンカワウソが最後に発見された川・新荘川

山と緑に包まれた須崎市ですが、実は清らかな川にも恵まれています。なかでも市の西部に流れる「新荘川(しんじょうがわ)」は高知県有数の清流で、天然のアユ釣り場としても人気があります。
 

ニホンカワウソ(新荘川にて撮影)(須崎市HP)

新荘川は、日本で最後に「ニホンカワウソ」が目撃された川としても有名。ニホンカワウソは日本の至るところに生息していたのですが、乱獲や環境悪化などが原因で、2012年には絶滅種に指定されました。ニホンカワウソが最後に須崎市で目撃されたのは、1979年。それ以来、ニホンカワウソが日本で目撃された情報はありません。
 

桑田山雪割桜

須崎市の観光スポットといえば、「蟠蛇森(ばんだがもり)」も外せませんね。蟠蛇森は、須崎市の北境にそびえる、標高769mの山。市内で最も高い山で、展望台からは須崎湾や浦ノ内湾などの壮大な景色を見渡せます。蟠蛇森とは、「蛇がとぐろを巻く」という意味。何とも物騒なネーミングは、蟠蛇森には昔、大きな蛇が住んでいて、美しい少女に化けて人々を惑わした、という伝説に由来しているのだそうです。
 

蟠蛇森の中腹にある「桑田山(そうだやま)」では、2月から3月頃になると、濃いピンク色の「雪割り桜」が咲き誇ります。正式には「ツバキカンザクラ」という名前なのですが、まだ雪がある時期に咲くことから、雪割り桜という名称で親しまれています。2月には夜桜キャンドルナイトが催され、幻想的な風景を楽しむことができますよ!
 

おすすめは魚貝類?須崎市で人気の返礼品

高知ならでは!「たたき」2種

藁焼きカツオのたたきセット(須崎市ふるさと納税)

須崎市で人気の返礼品といえば、もちろん新鮮な魚介類。なかでもカツオは、高知県を代表する魚として県の魚にも指定されています。須崎のカツオのたたきは、脂がのった部位を藁(わら)焼きで仕上げた逸品。食べごたえがあり、香り豊かなのが特徴です。秘伝のタレや薬味もセットになっていますので、本場須崎の味をご家庭で味わえますよ!

藁焼きカツオのタタキ (寄附金額:10,000円)

カツオのタタキ 1kg~1.2kg前後
・タレ 20g × 5袋
・ニンニクチップ 2g × 1袋

ウツボと葉にんにくヌタ(須崎市ふるさと納税)

ウツボのたたきは、須崎市で昔から郷土料理として親しまれてきました。ウツボは海のギャングと呼ばれおり、見た目はグロテスクなのですが、コラーゲンがたっぷり含まれていて、クセのないタンパクな味わいが特徴です。
  

高知ではウツボのたたきを、伝統的な調味料「葉にんにくぬた」につけていただきます。もちろん、葉にんにくぬたもセットになっています!

土佐の珍味”ウツボと葉にんにくヌタ”の美活セット (寄附金額:10,000円)

うつぼのタタキ(骨無/3~4人前)
高知県伝統調味料ぬた
・さっぱり白みそ小袋 × 2袋
・イタリアンポン酢小袋× 2 袋

獲れたて直送!新鮮な伊勢エビ

伊勢海老(須崎市ふるさと納税)

須崎市では、伊勢エビ漁も盛んに行われています。黒潮の恩恵を受けているため、ぷりぷりっと身が締まっており、活きが良いのが特徴。須崎市のふるさと納税では、須崎港で水揚げされた伊勢エビを、その日のうちに発送してくれます。

人気の柑橘類

安和ポンカン(須崎市ふるさと納税)

温暖な気候の須崎市では、柑橘類(かんきつるい)の栽培も盛んに行われています。ふるさと納税の返礼品でも、ザボンやミカンなどたくさんの柑橘類が提供されています。なかでも人気があるのがポンカンで、海辺にある安和地区と浦ノ内地区は2大産地として知られています。海のミネラルや太陽の恵みを受けて、甘くて美味しいポンカンができあがっていますよ!

 

須崎市への寄付金は何に使われる?

浦ノ内湾

須崎市へふるさと納税すると、次の5つから使い道を選ぶことができます。
  

1.自然環境の保全及び再生に関する事業
2.祭りその他のイベントに関する事業
3.福祉の充実に関する事業
4.子どもの健全育成に関する事業
5.その他の必要な事業
  

人口2万人ほどの小さなまちなのですが、2016年には約9億9千万にものぼる寄付金が集まりました。市が提供している情報によれば、寄付金を意味なく使い切ることなく、残金は積み立てられているようです。私たちの寄付金が、しっかり吟味された目的に使用されているということですね!

 
高知県須崎市は、海と山に包まれた自然豊かなまち。まちには清らかな川も流れ、日本で最後にニホンカワウソが目撃された地としても有名です。ふるさと納税の返礼品では、海の恵みをたっぷり受けた新鮮な魚介類が大人気!須崎市にふるさと納税して、壮大な自然景観維持に役立ちながら、美味しい魚介類をいただけたら嬉しいですね。
 

高知県須崎市 ふるさと納税

高知県須崎市へのふるさと納税は市のHPよりお申込頂けます。

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