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神様と暮らす里 パワーみなぎる高千穂町

2018.05.26

神話の舞台として伝えられる場所や神社が数多く存在し、神話のゆかりの里として知られる宮崎県高千穂たかちほ町。
日本屈指のパワースポットとしても有名です。
神話に出てくる神様は、町の至るところで祀られており、神様への信仰の息遣いを感じとることができます。雄大な自然に囲まれた神秘的な高千穂町の魅力をお伝えします。

神様が降り立った最強パワースポット

高千穂町は、宮崎県の北端に位置し、熊本県と大分県の県境に近い山深い地となっています。
神話の伝承が数多く残っており、神様が降り立った天孫降臨てんそんこうりんの地として、古事記や日本書紀に登場します。
パワースポットとしても知られる名所を、神話を交えつつご紹介しましょう。
まずは高千穂町で絶対に外せないスポットが、こちらです。

7キロに及ぶ切り立った峡谷

高千穂峡

深く深く崖が切り立った「高千穂峡」
太古、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まって侵食された断崖が約7キロも続いている峡谷です。
国の名勝・天然記念物に指定されており、全国から多くの観光客が訪れます。
  
この峡谷のシンボルとして有名なのが、名瀑真名井まないの滝」です。
約17メートルの高さから峡谷に落ちる滝の様子は息をのむ光景です。

高千穂峡 真名井の滝

この滝は、神話に登場しています。
 
天村雲命アメノムラクモノミコトという神様がこの地に降り立った時、水がありませんでした。そこで水種として持ってきたのが、この「真名井の滝」の水だといわれています。
  
今でも地元は、この水を飲むと病気が軽くなり、長生きするとの言い伝えが残っているそうです。
峡谷は、遊歩道が整備されているほか、貸しボートに乗って真下から滝を眺めるのも人気で、マイナスイオンを全身に浴びることができます。
天然の癒しの力に包まれてみたいですね。
 

八百万の神が集まって会議をした聖地

続いての代表的なスポットはこちら。

天岩戸神社

高千穂峡から車で15分ほどの地にある天岩戸あまのいわと神社」です。
太陽の神様である天照大御神アマテラスオオミカミが隠れたとされる天岩戸をご神体とする神社です。日本書紀、古事記に記される天岩戸伝説を伝えています。

天照大御神は弟の須佐之男命スサノオノミコトの乱暴に怒り、天岩戸に隠れてしまいました。すると、世界は光を失って真っ暗になり、食べ物が育たたず、病人も増えてしまったのです。困り果てた八百万やおよろずの神々が、天安河原あまのやすかわらに集まり、天照大御神を岩の外に呼び出す方策を相談しました。
鶏の鳴き声で気を引こうとしますが、失敗。次に神々は舞を踊り続け騒ぎ立てると、そのにぎやかな音が気になって、天照大御神が岩の扉を開け、再び世界に光が戻ったとされています。
  

天岩戸は社務所で受付をすれば、案内のもと、西本宮から拝観することができますよ。
そして、歩いて参拝できる、神様たちが相談した天安河原はこちら。

天安河原 仰慕ケ窟

洞窟の中に社が建てられており、神秘的かつ幻想的な雰囲気に包まれています。
ここには、祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになり、その積み石が無数に乱立して、不思議な雰囲気を演出しています。

天安河原の仰慕ヶ窟内の積み石

800年続く夜通しの舞

神秘的な高千穂ならではといえる独自の伝統芸能も継承されています。
「高千穂の夜神楽」と言われる神事で、その歴史は約800年と言われています
集落ごとに氏神様を「神楽宿かぐらやど」と呼ばれる民家や公民館に招いて、なんと夜通し33番もの神楽を舞い続けるのです。
  
秋の収穫に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈る神事であり、毎年11月下旬から翌年2月にかけて催されています。
神楽の内容や順番は集落によって違いがあり、個性ある舞を楽しめます。
神様との距離の近さを感じ取ることができるでしょう。

高千穂の夜神楽

また、高千穂神社では、夜神楽の時期外でも、年間を通じて神楽を楽しめる「高千穂神楽」が開かれています。
境内の神楽殿で毎晩、代表的な4つの演目を公開していますので、いつ訪れても大丈夫。
受付は当日のみなので、思い立ったらぜひ、観にいってみましょう。
 

高千穂の自然の恵みと営みを知る

高千穂は、超人的な自然の造形美にあふれています。
緑豊かな自然環境と、澄んだ空気や清らかな水に恵まれており、農業や畜産業が盛んです。
ふるさと納税でも、その恩恵を楽しむことができます。

生のまま丸かじりできちゃう!完熟きんかん

まずは期間限定で人気の高い、宮崎県が誇る完熟きんかん「たまたま」をご紹介します。
  

温室栽培で開花結実から210日以上が経過し、糖度が16度以上、Lサイズ以上の大きさのものが「たまたま」ブランドの基準となっています。
完熟した状態で収穫するので、皮がついたま丸ごと生で食べるのが一番おいしいのです!
ガン抑制効果があるというβ-クリプトキサンチンを多く含んでおり、健康にも良いとされています。

たまたま (寄附金額:10,000円)

完熟きんかん L以上2kg(1kg箱×2箱)
※2~3月限定

たまたまエクセレント(高千穂町ふるさと納税)

高千穂町は、県内でも有数の高品質産地として知られています。
町全体が標高300メートル以上あるためにおこる寒暖差の激しさを栽培に生かし、甘味を高めているのです。
高千穂地区では、たまたまの中でも、糖度18度以上で直径33ミリのものは「たまたまExcellent」というブランド名で出荷されているものも多くあります。
ふるさと納税では、たまたまExcellentが、収穫期の2~3月に数量限定で登場しますよ。

たまたまエクセレント (寄附金額:10,000円)

2Lサイズ以上を1Kg
※2~3月限定

美味しい付録付きの高千穂情報誌

次に紹介するのは、情報誌「高千穂郷食べる通信」です。
会員制の食べものつき年4回発行の情報誌で、特定の生産者をクローズアップした特集と、その生産者がつくった食べものが付録としてついています。
制作は地元のNPOです。
 
そばの実やゆずなどの農産物とその生産者を通じ、高千穂地域で昔ながらの農業とその営みについて知ることができます。
ただ美味しい食べ物を食べるだけでなく、地元の人々の暮らしを知ると、高千穂町という地域がぐっと身近に感じられますよね。
どのようにして生産者が農作物をつくっているのかを知ることで、食べ物もより美味しく感じられそうです。

高千穂郷食べる通信(1回) (寄附金額:10,000円)

情報誌(タブロイド判12ページ)+付録の食べ物

世界に誇る資源と伝統を次世代へ

高千穂町の風景

高千穂町のふるさと納税の使い道は大きく4分野に分けられます。
  
・少子高齢化対策
・観光業の振興
・農林業の振興
・教育の振興
  
そのうち、農林業分野では、世界農業遺産に認定された「高千穂郷・椎葉山地域」の地域資源や伝統文化を保存活用する活動に財源が使われています。
  
「高千穂郷・椎葉山地域」は高千穂町のほか、日之影町、五ケ瀬町、諸塚村もろつかそん、椎葉村の5町村で構成しています。
この指定地域は九州山地に囲まれ、急傾斜地を縫う棚田などを潤す山腹水路は約500キロに及び、持続可能な焼き畑農業が続けられています。
その土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、そして集落結集の象徴とされる神楽という農村文化などを含めた「地域システム」が、次世代に残すべき世界農業遺産として認定されました。
この地域システムは、町の個性であり、地元の誇りそのものでもあります。少子高齢化が進む中、日本の神髄であるようなここにしかない光景や営みを維持し、継承していくことに力を入れています。

高千穂の雲海

神様との心の距離が近く、その信仰の息遣いが至るところで感じ取れるのが高千穂町です。
近年では、ディープジャパンとして、訪日外国人観光客にも人気が高まっています。
日々の慌ただしい毎日で疲れた心と体を癒してくれるパワースポット高千穂町に触れてみませんか。

宮崎県高千穂町 ふるさと納税

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