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常連さんが名付け親!魅惑のご当地グルメ「とんちゃん」を食べてみた

2017.11.15

牛肉よりリーズナブルに楽しめる鶏肉。焼いて良し、煮て良し、揚げて良し、鶏肉はポピュラーで身近な食べ物ですよね。私も大好きです。
大好きな鶏肉を、お得に美味しく食べたい!そんな安易な思いつきから、今回は滋賀県高島市のふるさと納税返礼品「鳥中 高島とんちゃん食べ比べセット」を入手して実食してみました。

高島市のご当地グルメ「とんちゃん」

まずは、「高島とんちゃん」について詳しくご紹介したいと思います。私が最初に気になったのは、鶏肉なのに「とんちゃん」という豚肉っぽい名前でした。
  

調べてみるとこの「とんちゃん」は、どうやら高島市のご当地グルメとして知名度の高い商品の模様。こってりとした赤味噌だれに漬け込んで、香ばしく焼き上げた鶏肉だそうです。
実はこの名前はお店が付けた名前ではなく、お客さんが付けた名前なんです。あまりの美味しさにリピートするお客さんが増え、いつしか親しみを込めて「とんちゃん」と呼ばれるように
なったのだとか。ちなみに、なぜ「とんちゃん」なのかは不明だそうです。

高島とんちゃん(ふるりHP)

「とんちゃん」を考案した島中という会社は、昭和36年創業の長い歴史を持つ鶏肉メーカーです。もともとは鶏肉店として精肉を売っていたお店で、鶏肉専門の焼肉店を経て、現在の味付けかしわ販売店となりました。「とんちゃん」を考案したのは焼肉店時代の昭和41年ごろで、当時は牛肉の味付け肉は売られていても鶏肉の味付け肉は売られていなかったそうです。
じわじわと人気を集めた味付けかしわ「とんちゃん」は高島市でその名を広げていき、やがて味付けかしわを販売するお店が増え、ついには「味付けかしわ=とんちゃん」と認識されるようになったとのことです。
  

長い時間をかけて地元の人々に愛され、ついにはご当地グルメまでのぼりつめた「とんちゃん」。これは是非味わってみたい!私の中の鶏肉熱が、さらに温度を増したのはいうまでもありません。

高島市について知ろう!

「とんちゃん」を実食する前に、もう一つ知っておくべきことがあります。それは「高島市」のことです。ふるさと納税の返礼品ですから、しっかりその自治体のことを知っておくのはとても大切ですよね。「食べてみたけれど、高島市ってどこ?」では本末転倒です。そこでまずは、高島市のことをきちんと勉強することにしました。

白髭神社

■高島市は滋賀県にある

滋賀県といえば、皆さんは何をイメージしますか?きっと琵琶湖が思い浮かぶのではないでしょうか。そう、高島市は琵琶湖のある滋賀県に位置している自治体です。私の中にある滋賀県のイメージは、簡素な白い日本地図に唯一表示されている湖の場所でした。
  
琵琶湖は滋賀県の象徴であり、日本で最も広い湖です。日本遺産にも認定されていて、その認定所在地には高島市も名を連ねていました。豊かな水の恵み、湖から流れる数々の河川、周囲の山々、そんな自然に囲まれた土地に、高島市はあるのです。

■古の歴史を伝える、高島市のスポット

高島市の歴史は古く、市内には歴史的スポットが数多く存在します。その中でもとくに注目したいのは、琵琶湖に面している「白髭神社(しらひげじんじゃ)」です。創建されたのはなんと1900年前だとされていて、延命長寿の猿田彦命(さるたひこのみこと)が祭られているとのことです。
  
その歴史の古さにもびっくりですが、境内には紫式部、与謝野鉄幹・晶子夫妻、松尾芭蕉の歌碑があるというからさらに驚きです。時代を大きく隔ててはいますが、どれも有名な歌人なのはいうまでもありませんよね。その3人がこの地を訪れ、それぞれの時代に歌を詠んだという事実にとてもロマンを感じます。
また琵琶湖に浮かぶ白髭神社の鳥居は、まるで厳島神社(いつくしまじんじゃ)のような素晴らしい景色です。何でもあの百貨店高島屋の屋号は、この鳥居が由来だそうです。

■伝統工芸品や鮒寿しなど、高島市ならではの特産品の数々

高島市には歴史ある伝統工芸品が数多く受け継がれています。300年の歴史を持つ高島扇骨(たかしませんこつ)、江戸時代から伝わる雲平筆(うんぺいふで)、高島ちぢみなど、今もなお熟練の技で作り出される工芸品たちはどれもお土産品として人気の高い商品ばかりです。
そしてご当地ならではの食べ物もたくさんありました。全国的に有名な近江牛、鮒寿し、富有柿は私でも知っている特産品です。中でも栃の実ともち米で作られた餅菓子「とちもち」は香りと風味が特徴的だそうで、個人的にとても興味があります。

そのボリュームに驚き!つややかな鶏肉

さて、いよいよ本題です。お待たせしました!ここからは、冒頭にご紹介した高島市のご当地グルメ「とんちゃん」の実食レポです。
待ちに待った「とんちゃん」との感動の初対面は、ずっしりとした重みのある紙包みでした。想像していた以上に重みがあります。

中身は、もちろん味付けかしわ。しっかり漬け込まれている様子がわかりますか?もうこの段階で、すごく美味しそうな匂いが漂っています。
これは美味しい、間違いない。そう確信した瞬間です。

今回は「食べ比べセット」なので、ムネ肉とモモ肉の2袋セットです。それぞれが1キロものボリュームがありますので、このうえないお得感にテンションが上がります。
  

そして開封。とりあえずムネ肉のみを金属バットに出してみたところ、重さだけで感じていたボリューム感に視覚的なボリューム感が加わって思わず「うわぁ」と声が漏れました。もう、このまま食べれるんじゃないかと思うほどの美味しそうな匂いが漂っています。

1袋でこの量です。お得すぎはしませんか?
しかもものすごくしっかり浸かってます。これはもう、すぐに焼いてみるしかありません。
  

とりあえず二人分を焼いて調理しました。焼くと赤味噌だれのほどよく焦げた香りが立ちこめて、より一層食欲をそそります。つまみ食いしたいところをぐっと堪えて、お皿に盛り付けてみました。

おわかりいただけるでしょうか、右がムネ肉で左がモモ肉です。見た感じでは、モモ肉のほうが皮が多くまるっとしたフォルムで、ムネ肉は形が整っていて厚みがあります。
  

それではいただいてみましょう。

食べてみて、「とんちゃん」と名づけた人々の気持ちが良くわかりました。これはやみつきになりますよ。赤味噌だれがしっかり染み込んで、味もしっかりしています。
  

モモ肉はとてもやわらかくジューシーです。ムネ肉は肉のしっかりとした食感を残しながらも、しっとりとしたやわらかさが癖になります。とても甲乙付けがたい!
  

あえていうなら、モモ肉は日本酒と、ムネ肉は白いごはんといただきたいというのが個人的な感想でしょうか。しかも、冷めても美味しい!
家族二人でいただいたのですが、一度に全て食べるのはさすがに無理でした。合計2キロですから、当然といえば当然でしょう。味もボリュームも大満足です。

そして同封されていた紙には、なんとおすすめレシピが記載されていました。

なんという親切!とても感動しました。焼くだけでも十分に美味しいのですが、これだけの大ボリュームですのでアレンジも楽しみです。
この味でからあげなんて、美味しい想像しかできません。反則級だと思います。残りのお肉で是非試してみようと画策しています。
  

滋賀県高島市の「とんちゃん」の実食レポをお届けしましたが、いかがでしたか?味良し、量良し、リピート良しな内容でしたので、お肉の中でも鶏肉が大好きな方にはとくにおすすめです。気になった方は是非、ご自身でお試しくださいね。

鳥中 高島とんちゃん阿波尾鶏食べ比べセット (寄附金額:12,000円)

阿波尾鶏もも肉(味付あり)・阿波尾鶏もも肉(味付なし) 各500g

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