カレーが好きな日本人はたくさんいますし、国民食の１つと言っても差し支えないでしょう。
さまざまな特産品とコラボしたカレーやご当地カレーなど各地でさまざまな変わり種カレーを見かけることも珍しくありません。
家庭で食べるカレーにだって、隠し味としていろいろなものを混ぜ入れるケースがあります。
今回カレーに混ぜ入れられたものは、全国のコンビニ・スーパーでも販売されている「チロルチョコ」です。
四角く、ひと口サイズのチョコレートはさまざまな味も楽しめ、老若男女問わず人気があるお菓子ですが、その中でも定番フレーバーの２つをそれぞれカレーに溶け込ませたコラボ商品が発売されました。
購入できるのは限定された場所のみですが、メーカー発祥地の自治体ではふるさと納税の返礼品としてもラインナップされています。
チロルチョコ発祥の地・福岡県田川市の返礼品「チロルチョコとけこむカレー」
1919（大正8）年に福岡県田川郡（現在の田川市）で創業された松尾製菓株式会社が、1962（昭和37）年に発売したのがチロルチョコです。
その後2004（平成16）年に商品企画・販売部門を分離され、チロルチョコ株式会社（本社・東京都）が設立されました。
今回のコラボを企画した株式会社デザインステーションは、田川市に拠点を構える地域商社機能と観光まちづくり機能を中心とした、まちづくり会社です。
平成筑豊鉄道やJR日田彦山線などの活性化を目指して設立されました。
田川市をPRするには、地元発祥のチロルチョコがふさわしいということで、コラボ化が進められたそうです。
半世紀に渡って愛されている2種類のチロルチョコの原料を提供
今回発売された「チロルチョコとけこむカレー」に使用されたのは、ほんのりとした苦味とコクがありスパイシーな「ほろにがコーヒーヌガー」と、まろやかな甘さで子どもにも優しい味の「まろやかミルク」の2フレーバーです。
この2種類の原料が株式会社デザインステーションに提供され、カレーに溶け込んでいます。
それぞれのレトルトカレーには、贅沢にも1袋あたり10g（全体量の5％）のチョコレートが使用されているとのことです。
パッケージもお菓子そっくり
福岡県田川市 ふるさと納税ページより
パッケージもひと目見てすぐにわかるように、お菓子のチロルチョコのパッケージそっくりです。
チョコレートが溶けて下にたれ落ちる感じなのも「とけこむ」感がよく出ています。
裏には田川市の紹介が写真や地図とともに載っているので、自治体のPRにもなっていますね。
通常手に入るのは「田川を感じられる場所」限定
通常、このコラボカレーが手に入れられるのは以下の限られた場所になります。
- ・田川地区の道の駅・物産市場などの小売店
- ・福岡県内の土産物店（空港・駅など）
- ・Shopチロルチョコ（東京・秋葉原）
普段なかなか行けない場所に住んでいるという方も多いかと思いますが、田川市のふるさと納税の返礼品としても登場しています。
返礼品として申し込めば自宅にいながらすぐに手に入るのは嬉しいですね。
田川市へのふるさと納税が15,000円以上で、各フレーバー4箱ずつ・計8箱のセットが申し込めますよ。
平成30年3月1日に発売されたばかりですが、月末には1,800箱ずつのロットで用意していたにも関わらず、残りわずかとなるほどの人気です。
カレーもチョコレートも好きな人は多いですし、入手方法も限られています。
手に入るチャンスがあったら是非食べてみてくださいね。
チロルチョコとけこむカレー【8箱セット】 (寄附金額:15,000円)
【1箱 200ｇ×8箱】
（ほろにがコーヒーヌガー：4箱＋まろやかミルク：4箱）
