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真珠の名産地《愛媛県宇和島市》で注目したい3種類の返礼品

2018.05.16

愛媛県宇和島市は真珠の名産地として知られています。
返礼品にもずらりと真珠が並び、ジュエリー好きにはたまりません。
しかし、凄いのは真珠だけではございません。
真珠以外にも注目したい返礼品があるのです。
 
宇和島市の注目返礼品を3種のカテゴリでご紹介します!

伊達家と縁のある港町

アコヤ貝の養殖

宇和島市は愛媛県の南部に位置しています。
前身は仙台藩主、伊達政宗の長男である伊達秀宗ひでむねが初代藩主を務めた宇和島藩です。
当時の名をそのまま市の名前としていただいているのが現在の宇和島市になります。
  

宇和島市では古くから「海」が重要な役目を果たしていました。
宇和島藩は荷運びに海路を活用し、参勤交代の際も海路を使っていたほど。
宇和島において「海」は重要かつ日常的なものだったのです。
これは、宇和島市の周囲に険しい山々と峠がたくさんあったため、海路が生命線として重視されていたからだと言われています。
  

歴史的な背景や立地的な事情もあり、宇和島市は、全国3位の漁港数を誇っている愛媛県の中でも指定漁港数トップとなっています。
  

宇和海に面した宇和島では昔から漁業だけでなく養殖にも力を入れていました。
海に関する産業が盛んな点は、特に注目すべきところです。
漁港がたくさんあるから海の産業が発達したのではなく、海と共に生活していたからこそ、数多くの漁港が開かれたのではないでしょうか。
地域色豊かな制度であるふるさと納税でも「海」が返礼品に大きく反映されています。
  

特に注目したい宇和島市の返礼品は「真珠」「鯛」「柑橘類」の3種類です。
 

宇和島市で注目したい3種の返礼品

阿古屋貝と真珠二粒

宝石の中でも山から産出するものを「玉」と言います。
対して海で採れる宝石を「珠」と言います。
海の宝石の代表格と言えば、宇和島市の名を耳にすれば多くの方が想像する「真珠」ではないでしょうか。

真珠の返礼品

パールペンダント(宇和島市ふるさと納税)

真珠は「珠」の代表格です。
冠婚葬祭で女性が身に着ける礼装の宝石として、母から子へ伝えられることもある、美しい海の涙のような宝石が「真珠」です。
真珠をして「宝石の女王」と呼ぶこともあります。
 
 

真珠のネックレスは切れ目なく珠が続くことから「縁結びのジュエリー」と言われています。
また、「健康」「長寿」「富」「円満」という言葉を意味しており、年配の女性にも好まれます。
「邪気払いのお守り」になると言われることもあり、男性から女性へのプレゼントとしてだけでなく、女性から女性へのプレゼントとしても人気です。
普段使いできる一粒珠のペンダントなどはスーツにも合わせやすいため、礼装用の真珠とセットで一つは持っておきたいもの。
 
けれど、「真珠はお高い」という印象がありませんか。
冠婚葬祭用の真珠ネックレスの相場は8万円、上質なものは25万円くらいと言われます。
一粒珠の普段使い用でも万円台の品が多いため、真珠製品は高額という印象は間違いではありません。
産地や色、珠の大きさで価格が上下しますが、上質のものを求めるとそれだけ相場が高額になるのが真珠なのです。
持っておきたくても「なかなか手が出せない」、これが多くの女性の本音ではないでしょうか。
  

真珠製品を購入するにも「どれを買ったらいいの?」「信頼できる品質なの?」と心配にもなってしまいますよね。
そこで考えたいのが、ふるさと納税の返礼品として真珠製品を受け取る方法です。
産地から直接送られる真珠製品は、信頼できるしっかりとした品物ばかりです。
  

宇和島市の返礼品は真珠のアクセサリーが非常に豊富です。
冠婚葬祭に使えるものから普段使いできるものまでさまざまなアイテムが用意されています。
スーツでお仕事をする女性は上品に決まる真珠をワンポイントに取り入れてみてはいかがでしょう。

宇和島市の真珠アクセサリー (寄附金額:15,000~円)

あこや真珠のピアス・ピンキーリング・ネックレスと、宇和海で大切に育てられた高品質な真珠のアクセサリー

鯛の返礼品

真珠の養殖が盛んであるということは、「海」自体が美しく、栄養たっぷりであることと同義です。
美しく良質な真珠は美しい海でなければ育ちません。
そんな宇和島には、真珠の他にも有名な海産物があるのです。
  

宇和島は鯛やぶりの養殖が盛んです。宇和島市のある愛媛県は真鯛の生産量全国1位となっています。
そんな真鯛を使った「鯛めし」は宇和島市の郷土料理の一つです。
ふるさと納税の返礼品の中にも鯛めしが並んでいます。

鯛めしのセットはあらかじめ切られた鯛と食材のセットです。
鯛は加工後に急速凍結で発送してくれるため、味が落ちていません。
宇和島市の郷土の味を遠く離れた地域でもばっちり堪能することができます。
 
他にも鯛をはじめとして海産物の返礼品が多く提供されていますよ。

健康真鯛の手造り鯛めしと刺身ブロック詰合せ (寄附金額:15,000円)

宇和島の郷土料理である鯛めしと刺身用柵の詰め合わせ

鯛めし1食分×3袋
健康真鯛刺身用ブロック100g×2袋
※すべて宇和海産

鯛はおめでたい魚の代表格。
冠婚葬祭の葬儀を除いた全てに関わる魚です。
名産の真珠も、冠婚葬祭の宝石です。
 
宇和島市の産業はとにかく冠婚葬祭に強いという印象です。

柑橘類の返礼品

かなこちゃんちのストレートジュース(宇和島市ふるさと納税)

宇和島市の返礼品として忘れてはいけないのが「蜜柑」に代表される柑橘類です。
果実そのものから加工品まで幅広く並んでいます。
愛媛県は柑橘系果実の収穫量で日本1位。
返礼品の中に大量の柑橘製品があることも納得です。

かなこちゃんちのストレートジュース (寄附金額:15,000円)

採れたて果実を搾った100%ストレートジュース

720ml×6本

 
蜜柑といえば、年始の鏡餅。
もともとは、 だいだい という柑橘系の蜜柑に似た果物をのせていました。
冬になっても実が落ちないことから末永い繁栄の象徴とされ、「代々」という言葉にかけた縁起物です。
今は手に入りやすい蜜柑が一般的になりました。
鏡餅の一番上にちょこんと鎮座する蜜柑はお祝い事の象徴のようなものです。
 
宇和島市の注目すべきふるさと納税のお礼を3種類ピックアップしましたが、全てがお祝い事や冠婚葬祭に通じているのが面白いですね。
 

真珠貝の研究や特産品の開発!寄付の使い道

宇和海の養殖筏と漁船

宇和島市に寄せられた寄付は子供の学習支援や観光振興にあてられます。
他に、宇和島市の代表的な産業である養殖の発展や真珠貝の研究にも使われています。
阿古屋貝あこやがいは手順通り育てれば簡単に真珠が採れるわけではありません。
海の状況によっては養殖の最中に死んでしまうことがあるのです。
より良い真珠を生産し、産業を発展させるために寄付の一部が活用されているのです。
  

また、宇和島市は海を使ったお酒の熟成プロジェクトを進めています。
現在、研究によって、お酒を深海で熟成させることでまろやかな味わいになることがわかっています。
しかし、深海熟成酒を作るためには水圧に耐えるボトルを用意しなければならないため、手間とコストが必要です。
こうした新たな特産品や産業を生み出すためにも寄付が使われています。
  

宇和島市のふるさと納税返礼品で注目すべき3種類は「真珠」「鯛」「柑橘類」です。
寄付によって宇和島市の誇る産業の活性化やさらなる研究が行われているため、ふるさと納税の返礼品を受け取るということは「研究成果を見ている」ことのように感じられるはずです。
  

寄付の使い方も地域それぞれ。
宇和島市もより地域性を活かそうと、寄付を効果的に使っています。
今後とも見守っていきたい自治体ですね。

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