宮崎県都城市は鹿児島県と宮崎県の境に位置する薩摩の文化が色濃く残る町です。
日本神話の神が降り立ち、坂本竜馬が訪れた高千穂峰や歴史が作り上げた自然を感じることができる観光スポットがたくさんあります。
そんな都城市はうますぎる肉と焼酎を中心とする返礼品でふるさと納税額No1に輝いたこともあるんです。
今回は宮崎県都城市の魅力、人気の返礼品、そして寄付金の使い道をご紹介します!
薩摩文化を受け継ぐ都城市!全国1位の実績
霧島山
宮崎県宮崎市と鹿児島県霧島市の境に位置するのが、宮崎県都城市。
人口は宮崎市に次いで多く、農業や農産加工業が非常に盛んな町です。
西郷隆盛や大久保利通などの偉人で有名な薩摩藩といえば鹿児島県のイメージがありますが、実は宮崎県の南西部も薩摩藩でした。
もちろん、都城市も例外ではありません。
そのため、今でも町には薩摩の文化が色濃く残っています。
都城市は大自然と歴史を感じるにはピッタリの町です。
ここからは、都城市の見どころを3つご紹介します。
関之尾の滝の大滝
まず1つ目が、日本の滝100選にも選ばれた関之尾滝。
関之尾滝は大滝、男滝、女滝の3つの滝から構成され、注目は圧倒的な迫力を持つ大滝です。
なんと高さは18メートル、幅は40メートルにも及びます!
近くにはつり橋が設置されているので、豪快に流れ落ちる滝を間近で感じることができますよ。
関之尾の甌穴群
関之尾で忘れてはいけないのが、関之尾の甌穴群(おうけつぐん)です。
甌穴とは、川や清流が流れ込むおかげで、石や砂が同じところを回転し、浸食されてできた丸い穴のことです。
約34万年前に起きた火山噴火で作られた甌穴群は、長さ約600メートルと世界最大規模。
国の天然記念物にも指定されている甌穴群は地球の歴史を感じさせます。
高千穂牧場
2つ目の観光スポットは、家族で行きたい高千穂牧場です。
酪農体験ができ、動物と触れ合うことができるだけではなく、おいしいものも食べることができます。
まさに楽しさとおいしさを思う存分味わうことができる牧場ですね。
普段は体験できない乳搾りや乗馬体験は一生の思い出になるはず!
お土産には搾りたての牛乳で作ったケーキやプリンなどが大人気です。
高千穂峰
3つ目は歴史を感じることができる観光スポットたち。
まず1つ目が日本神話に登場する天照大神の孫ニニギノミコトが降臨した山と言われる高千穂峰です。
この高千穂峰を歩いたのは神だけではありません。
誰もが知っているあの坂本龍馬も、妻のお龍と共に訪れています。
山頂にはニニギノミコトが降臨した時に突き立てたと言う天逆鉾(あまのさかほこ)があります。
坂本龍馬も天逆鉾を抜いたそうです。
頂上からは、時代を超えた雄大な自然を見ることができますよ。
駒門風穴入り口の石段
そして都城市随一のパワースポットといえば東霧島神社。
東霧島神社には数多くの伝説がありますが、今回ご紹介したいのは、鬼が一晩のうちに作ったといわれている石階段です。
伝説は以下の通り。
”昔、鬼と呼ばれるほど恐ろしい豪族がいました。その豪族は土民の娘に恋をしましたが、恋は叶わず。怒った豪族は田畑を荒らすので、困った土民たちは霧島の神様に願いをかけることにしました。神様は鬼たちを集めてこう告げます。「神殿に通ずる階段を一千個の石を積み上げて一夜にして完成させたならば、鬼たちの願いをかなえる。できなければこの土地を去れ」鬼たちは自慢の怪力で瞬く間に石段を積み上げます。焦った神様は、東の空を少し明るくして、鳥たちを鳴かせて夜明けが来たように演出しました。すると夜明けが来たと思った鬼たちは919個の石段を積み上げたところで、退散したのです。”
この石段を登るとき、願い事をつぶやきながら振り向かずに上ると願いが叶うといわれています。
そのため、別名「振り向かずの坂」とも呼ばれます。
石段を上ると、龍神が現れた400年の大杉があなたを待っています。
都城市の人気返礼品は日本一の肉と焼酎
宮崎県といえば宮崎牛や地鶏、薩摩といえば焼酎。
宮崎県に位置していながら薩摩の文化が色濃く残る都城市は、日本一いや世界一の肉と焼酎を返礼品で取りそろえています。
都城産の宮崎牛
都城産宮崎牛盛り合わせセット(出典:都城市ふるさと納税特設サイト)
都城市の返礼品で、絶対に外すことができないのがお肉。
牛肉も、豚肉も、鶏肉もすべて絶品です。
宮崎牛は全国的にも有名ですよね。
都城産の宮崎牛はきめ細かな脂と深い肉本来の味わいが特徴です。
口に入れた瞬間に広がるさらっとした脂と濃厚な肉のアンバランス感がたまりません。
都城産宮崎牛盛り合わせセット(寄付金額:10,000円)
内容:モモすき焼き200g×1・ウデすき焼き200g×1・小間切れ 250g×1・焼肉のタレ×1
※数に限りがございます。
サツマイモを食べて育った豚
都城産「おさつポーク」と宮崎県産鶏(出典:都城市ふるさと納税特設サイト)
都城市にはさまざまなブランドの豚肉があります。
豊かな自然の中で育った豚はサツマイモを食べたり、きなこなどを食べたりして元気に成長しました。
そんな豚肉は脂に強い甘みがあります。
宮崎県が地鶏で有名なことは言わずもがなですよね。
柔らかくうまみが詰まった鶏肉は量も種類も豊富です。
都城産「おさつポーク」と宮崎県産鶏のスペシャルコラボセット(寄付金額:10,000円)
内容:おさつポーク(ローススライス250g×2・肩ローススライス250g×1・バラ焼肉カット250g×2)
宮崎県産鶏(モモ約300g×2・ムネ約300g×2)
※数に限りがございます。
霧島酒造の焼酎
黒霧島・白霧島一升瓶2本セット(出典:都城市ふるさと納税特設サイト)
多くの方が黒霧島焼酎をご存知だと思いますが、宮崎県で作られていることはご存知でしたか?
黒霧島を製造する霧島酒造は都城市に位置しています。
焼酎作りで最も重要なのが水。
焼酎といえば鹿児島のイメージがありますが、霧島酒造の本社が都城市に位置する理由はこの水にあります。
霧島酒造で作るすべての焼酎には、霧島裂罅水(きりしまれっかすい)が使用されています。
霧島山脈に降った雨は、シラス層や火山灰土壌などに浸透し、長い年月をかけて地下深くに蓄えられます。
この蓄えられた水が霧島裂罅水と呼ばれ、まろやかな飲み心地で、焼酎作りにはピッタリのお水なのです。
霧島焼酎の特徴は、深みのある甘みとまろやかでとろりとした喉ごし。
これを作り出すのが、都城市にあるお水なのです。
都城市は霧島酒造のほかにも、酒造やワイナリーがあります。霧島も、ほかの酒造の焼酎やワインも楽しもうと都城市のリピーターになる方は多いですよ。
霧島・白霧島一升瓶2本セット(寄付金額:10,000円)
内容:黒霧島20度(1.8L)・白霧島20度(1.8L)
ふるさと納税は3つの宝を輝かせるため
納税額全国No1にも輝いたことがあるほど、宮崎県都城市はふるさと納税の対象として大人気です。
集まったたくさんの寄付金は、都城市の3つの宝を輝かせるために使われています。
その宝とは、農林畜産業、自然豊かな土地、そして次世代の子どもたちです。
子どもたちには語学指導や海外交流事業を通じて語学力の向上と国際感覚を身につけることができる場を設置しています。
また教育現場の改革をして、より質の高い教育を与えることができるように工夫されています。
また、医療費助成などを充実させて子育て世代の負担を減らし、若い親たちが子どもを産むことができる環境づくりにも力を入れています。
何百年も前から都城市に受け継がれている財産は、豊かな自然。
この自然を守り抜いていくことは、都城市の大きな使命です。
ふるさと納税で集まった寄付金を通じて、農業後継者の支援・育成活動や森林保全活動などが行われています。
肉と焼酎を中心とするうまい返礼品で大人気の宮崎県都城市。
市内には豊かな自然と歴史を感じることができる観光スポットがたくさんあるので、機会があれば一度訪れてみてください。
訪れるのが難しい方でも、返礼品で都城市の自然とうまみを感じることができます。
あなたの寄付金は子どもたちと自然のために使われ、町の発展の大きな助けとなります。