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季節限定フルーツなどの返礼品は前年度からチェックする理由

2018.01.21

マンゴー、さくらんぼ、桃など、旬のあるフルーツの返礼品は人気も高く、ほしいと思っても既に予約終了していることは珍しくありません。確実に手に入れたいのであれば、前年度からチェックをしておくことをおすすめします。

 

季節限定フルーツは先行予約で手に入れよう

旬のあるフルーツは返礼品の中でも人気が高く、申し込みが殺到し、すぐに受付終了してしまうことも。手に入れそびれないためには、受付開始の時期を把握しておくことが重要です。

来年夏収穫のフルーツは前年度のうちから受付が始まっている

例えばマンゴーやさくらんぼの収穫時期は初夏から夏にかけてですが、返礼品の受付は前年のうちから予約が可能なケースも多くなっています。

 

1万円の寄付で1kg程度のマンゴーやさくらんぼが受け取れる自治体も複数あり、来年の夏の楽しみのために今から寄付をするのもよいかもしれませんよ。

 

こうした季節が限定される返礼品は一定数以上の申し込みがあると、その時点で受付終了になることも多いので、気に入った返礼品を見かけたらなるべく早く申し込むのがおすすめです。

 

1年間のスケジュールを組むと効率的

フルーツだけではなく、肉や魚、野菜などもあらかじめ予定を組んで発送月を指定して申し込めるケースもあります。寄付は一度でも、返礼品が集中して届くと困るので、発送時期を指定できるのは便利ですね。

 

1年間のスケジュールを決めて、どの時期にどこへ寄付をするか考えておくと、控除上限額に合わせて計画的に返礼品の特産品を手に入れることもできるので便利です。

 

また、特産品を毎月送ってくれる定期便プランを用意している自治体もあり、単発で申し込むよりもお得感のある内容だと人気を集めています。

人気の自治体はこまめにチェックが必要

返礼品は定期的に入れ替わったり、一度受付を終了していたものが再開されることもあります。また、自治体側でも申し込みの集中を避けるために、1ヶ月に受け付ける数を計画的に決めているところがあります。

 

そういった自治体は、決まった日付や時間帯に受付再開をするパターンが多いので、気になる自治体はこまめにチェックをしておくと、人気の返礼品が思いがけず手に入るかもしれませんよ。

 

前年度に先行予約する際の注意点

人気の返礼品も先行予約することで手に入れやすくなりますが、いくつか注意点もあります。

前年度中に申し込んだふるさと納税の控除手続きは年明けてすぐ

12月31日までに寄付を申し込み、決済を完了した場合、税控除の手続きは翌年の1月10日までにワンストップ特例の申請をするか、2〜3月に確定申告をすることになります。

 

間に合わなかった場合は、翌年のふるさと納税と一緒に控除手続きはできないので気をつけてくださいね。5年以内に還付申告することで、間に合わなかった分の控除を受けることができます。

控除上限額に注意

既に控除上限額に近い金額を寄付している場合、ほしかったフルーツの先行予約を見かけ、申し込むと控除上限額をオーバーしてしまう可能性があります。

 

控除上限額を超えると自己負担額が2,000円を超えてしまうことになり、お得感が減ってしまいます。

 

年末に先行予約する場合はコンビニやペイジー決済もおすすめ

前年末に寄付を申し込んでも、コンビニ決済やPay-easy(ペイジー)を寄付の支払い方法に選び、年が明けてから支払ったふるさと納税の控除手続きは、申し込みの翌々年(発送の翌年)になります。控除上限額を超えそうな場合などはこの方法がおすすめです。

旬があるフルーツは返礼品の中でも人気が高く、受付があっという間に終了してしまうこともしばしば。確実に手に入れるには、前年度から開始している先行予約がおすすめです。

 

しかし支払い方法によっては、返礼品は来年に届くのに、前年度の控除対象になってしまうので注意してくださいね。

 

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